しびれる日々
はあああああああ・・・・。
まだ終わらないけど、ともかく1週間が終わった。
今週月曜ロケハン、火曜日初出社、昨日は尾道で撮影でした。
もう、なにがなんだか、ものすごい日々です。しびれます。
実質的かつ自主的な転職は初めてなのだが、こう、先輩社員たちの
「お手並み拝見」な、興味津々な感じが、もうしびれる。
いや、みんないい人ばかりなんです。社長もいい人。
だからこそ余計に期待を裏切りたくない。
で、井戸から這い上がってみればそこは抜けるような青空で、
自分がいかに長年ちっちぇえところで泥水をすすっていたか
涙がでそうになった。
いいものをつくりたいという執念で心を通わせあう、
そんな現場に加われてほんとうにぞくぞくする。
でも、自分の無知や怠慢もいやってほど思い知らされるわけで、
もう、日々しびれる。
昨日の撮影の現場でも思い知ったのだが、わたしはこのように
ハッキリしているように見えて実は最後の最後で迷う。
決断を、瞬時に下さなくてはいけない場面で人に頼るくせがある。
だめだなあ。
ここは、こうだ、と、自分を信じて瞬時に判断する、
それがもう何よりも一番肝心なのだ、この仕事は。
よわい心は、自信で強くしていくしかない。
それは、これからの仕事の実績で評価されるしかない。
まわりにね、もうなんだかこわいひとがどっと増えた。
百戦錬磨のライター、広告賞をとりまくるデザイナーやコピーライター、
なんだかすごそう、としりごみする自分がいる。
そこそこ年とってるのに、ノータイトルの自分に引け目を感じたり。
そんな賞がなんぼのもんじゃ、と思ったりもしてみるが、
わたしは八方美人の気配り上手なだけじゃないかとか、
なんでもこなすゼネラリストは結局スペシャリストに叶わないとか、
そういう具合にめそめそ考えたりもするのです。
しかし、落ち込んでる暇はなく、もう一挙手一投足がラストチャンス。
まだモノサシやコピー用紙の在り処も知らない会社で、
もうフル稼動を余儀無くされています。
身体はへとへと。朝コンビニで栄養ドリンクを飲み干し、
「ビン、捨ててください」とおねーちゃんに手渡す日々。
でもなんでこんなにわくわくするんだ?
疲れているのに目が冴えて眠れないのはなんでだ?
ああ、生きている、そう思える。
息子も延長保育となり、日々疲れがたまっているみたい。
オットも疲れが抜けないという。
はなみ家大疲労。
でも、大声でうたいながら親子チャリで疾走しておうちに帰れば、
ああ、幸せだとほんとうに思う。
これからが勝負だ。もう、時間がない。
はやく自信がほしい。信頼がほしい。
攻めなくては。
はなみ、いきま〜す!
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コメント
お仕事お疲れ様です。
まだ環境になれていないから余計しんどいのでしょうね。
やりがいのある職場のようで、はなみさんの腕の見せ所じゃないですか。
肩の力を抜いてやればきっといい仕事ができますよ!
そうなれば余裕ができて、ちょび君や旦那様の疲れかたも違ってくるかもしれませんね。
投稿: ジロー | 2005年9月18日 (日) 午前 12時54分