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2006年2月 1日 (水)

きちんと

心を入れ替えたのであります。
もうかつてのわたしではないのであります。

きちんとごはん、つくってるぞ。

というのも、月々のエンゲル係数の高さに
愕然としたからであります。
(ほら個人事業主になったしシビアにいかねば)

外食をしてうまいものを喰っているならともかく、
日々粛々と家メシなのにどうしたことか。

それは計画性のない買い物と、ドタンバの総菜頼り
にあると見た。

かつてオットと2人だったころのごはん作りは楽しかった。
いいかげんにじゃじゃっと作る日もあれば、
レシピと首っ引きで渾身のメニューに取り組む日もあった。
時間も中身も気侭でよかったなー。

しかし今、そもそも「料理をする」時間の捻出に往生しているのだ。
保育園の帰り、疲れて眠くて空腹な幼児をつれて
買い物をするのもかなりのパワーを消耗する。
帰宅後ちちちち〜〜とまとわりつく息子にちちをして、
やっと落ち着いたころごはん支度にとりかかるのだが、
もう、ぐったり。
それを思うとつい、できあいのお惣菜に頼ったりしてしまう。

それじゃいかん!と手に取ったのは「魔法使いの台所」

“まとめづくりと手早い料理で夕食用意が30分”
これは魅力的。
さっそく読んでみたが、結局
「すべては綿密なる事前準備がモノをいう」
ということであった。
保存が利くお惣菜をつくっておく、まとめて下ごしらえしておく、
・・・
そんな時間がそもそもないんじゃ!!

と放り投げていたんだが、先日もう一度読んでみた。
そして謙虚に、できるところからやってみた。

「煮干しの頭とはらをとっておく」
あら、ほんとだ。
味噌汁作るのが簡単になった。

「じゃがいもを洗っておく」
あら、すぐに使えていいな。

そんな主婦1年生レベルのことをいまさらやってみた。
ほんと便利だった。
冷蔵庫の中身をいつも把握できるよう、メモをとり、
1週間の献立をたてた。

すると買い物が週に一度でよくなり、
ついでに明日のメニューの下ごしらえもできるようになり、
帰宅後あたためればすぐ食べられるものが鍋にあるようになり、
その安心感は想像以上の余裕を生んだ。

計画性、という言葉の意味を改めて知る34の冬。

晩ご飯だけではない。
それはすべてにあてはまることを、
薄々勘づいてしまった。

さて、来月のわたしはどうしているか、
来年のわたしはどうなっていたいのか、
そのために今下準備をすべきことは。

冷蔵庫の中身を把握するべく、
自分のクォリティに「問いをたてる」。
きちんと生きようと、
ここんとこ思いはじめている。(遅いか!?)

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コメント

自炊を復活しようとして、米を買った。

手間を省こうとして無洗米(弱!!)

・・・なのに、まだ炊いていない。

もうちょっと、気合を入れてみるかなぁ。。。

投稿: ぬる | 2006年2月 3日 (金) 午前 12時02分

えらい!
無洗米は地球にやさしいだよ。
無理は禁物、気が向いたときに楽しんでー。
でもぬるちゃんはこりに凝りそうだな・・・

投稿: はなみ | 2006年2月 3日 (金) 午後 06時19分

米を炊いていないのには実はもう一つ理由があって、計量カップがないのでふよ。。。

炊飯器は捨てることなく持って行ったけど、東京では炊くことはなく、そのまま。

こっちに戻ってきて、さぁ、炊くぞぉぉ!と思ったら計量カップが見当たらず。。。

蕎麦打ち用に買った天秤を使うという手もあるのだけどね。明日にでも、百均で探してみるかな。

投稿: ぬる | 2006年2月 4日 (土) 午後 09時45分

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