帯締めゲット
本通りにある叶やさんが
改装閉店セールをするということで、
煎茶稽古連、勇んで参戦。
なんといってもお目当ては道明の帯締め。
「有職組紐司 道明」こちらの帯締めは
その締めやすさと色・組方のバリエーションの美しさで人気。
帯締めは道明でなければ、などというコメントを
「美しいキモノ」などで読んだりしていたので
どんなものかと一本求めてその理由がわかった。
職人による美しい手組のこの紐、きっちり締まる。
帯結びもなんだかいいかげんなのに、確固たる安心感がある。
きゅっ、という気持ちのいい結び心地は
きものを着る醍醐味のひとつであると思う。
叶やさんにはその道明の帯締めが数百本ある。
これだけ揃うのは広島ではここくらいだと思う。
日本の伝統色のグラデーションが美しく、
見ているだけでもうっとり。
今回のセールでは、その在庫をセール価格にするのではなく、
新たに200本、組んでもらったのだそうだ。
つまり新作なのにお買い得特価、
これを逃す手はない。
セール初日、9時半オープンのお店集合。
お二人先に到着、しかももうすでにお買い上げ。
Mさんにいたっては、早速階下のワゴンセールへと
風のように移動していかれた。
まばゆいばかりに輝く帯締め200本!壮観である。
しかしこんだけあると迷う迷う。
どれも美しい。こっからここまで全部ちょうだい
などと言ってみたくなる。
追っかけで到着した彼女とうんうんうなりながら選ぶ。
隣ではお師匠が綿薩摩に合わせたジャワ更紗に似合う
帯締めを悩み、水色が効いた爽やかな一本をゲット。
すぐにその場で結び替え、そうすると帯揚げが気になり
ちょんとつまんだ絞りがかわいい薄い水色の
帯揚げも合わせて替えられた。
さて、迷った挙げ句選んだのがこの3本。
美しいー。使うのがもったいないー。
うーん、何の帯に合わせようー。
つーか合わせる帯がないー。
さらには合わせるきものがないー。
きものがあって、帯を選んで、最後に帯締めだろうに。
ま、いーや。
仰々しい紙箱にうやうやしく収められた
ひもをみてニヤニヤ。アホであります。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おぉ〜〜
美しいですね!
叶やさん、改装閉店なのですね。
行ってみなくては・・
最近多山文具さんと渡辺陶苑さんも
改装で閉店なさったし
(セール逃しちゃった!)
本通も色々様変わりしそうですね。
投稿: nori | 2006年6月21日 (水) 午後 12時57分
noriさま
叶やさんのセールは7/30までだったかな。
ぜひお出かけください。
んで、ぐるぐるしてゲットしてください♪
うひひひひ
投稿: はなみ | 2006年6月22日 (木) 午後 05時34分
はなみさん、トラバさせてもらいましためかりです。
検索して、こちらのブログを見つけました。
年頃も同じくらい?で、
同じ男の子の母ということで、
なんか親近感を感じます~。
ブログの更新を楽しみにさせていただきます♪
写真の一番右の冠組の帯締めは、私と色違いですね。わー。
私がお店に行った時には、
セール用の帯締めはもう2箱分しか残っていませんでしたよ。
叶やさん、改装されたら、どんな感じになるんでしょうね。
織物館が男物館になってしまうのは少しショックです。
木綿の着物をもっと扱って欲しいし、
あそこのお姉さんのノリが私は好きなので。
投稿: めかり | 2006年6月30日 (金) 午後 03時24分
めかりさま。
こちらこそ、ブログまたのぞかせてもらいますね。
さっそく拝見しに伺ったら、素敵な浴衣!
家族で浴衣、いいですねー。
そうそう、叶やさんの織物館、男物館になるんですか!
びっくらこ。
はいーあそこのお姉さん、ほんとにすてきです。
きものが好きで好きで、というのが伝わりますね。
さっぱり明るくでも鋭くアドバイスくださるので、
従来の呉服屋さんの「さいですね〜よくお似合いで〜」
というイメージを覆してくれます。
改装されたらまた覗いてみようっと!
投稿: はなみ | 2006年7月 3日 (月) 午前 01時19分