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2006年11月30日 (木)

キンキーブーツ

試写会に行ってきました。

Kinky_

ああ、映画見るのほんとに久々だ。
映画好きだし見たいと思うけど、
こう、過度に感情移入してしまい疲弊するので
ただでさえ心があちこち感じてしんどいときには
見たくても足が遠のいていた。

今回、みたいなーと思う映画の試写会に応募して
当たったのでほぼ強制的に映画館へいくことにした。

いやあ、よかった。
・・・月並みな感想だなー。

「リトルダンサー」って映画も大好きなんだけど、
イギリスの田舎町の雰囲気とか
ちょっと通じるものがあった。

ドラッグクイーンの毒づいた華美さに目がいくが、
ほんとは、弱くてあきらめてしまうひとたちが
それぞれの弱さに気がついていく話しだと思う。
そしてもちろん、リベンジするのだー。

音楽がもっと聞きたくてサントラを買った。
しばらく車の中でわたしはローラになるだろう。

「♪ローラゲェィ〜ン、ローラウォ〜ンツ・・」

あー、すっげえピンヒールが履きたくなった。

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2006年11月28日 (火)

くりますさんがきた!

最終日、県立美術館のウルトラマン展を見に行った。
日曜日ということもあって、小学生くらいの子どもと
その父親たちでごった返していた。
子どもよりやっぱり父たちが熱心に見入っている。
オットはセブン、わたしはタロウくらいからで、
そんなに入れ込んでもいなかったのでさらーっと見たが、
怪獣の造形を担当した人々のスケッチやインタビューは
とても興味深かった。

さてちょびは、そもそもウルトラマンとデカレンジャー
の区別がつかないし、怪獣がこわいのもあって
一目散に出口に向かって走っていった。

と、出口にトラップあり。
ウルトラマン関連グッズが山ほど売ってあったのだ。
怪獣に興味がないちょびがめざとく見つけたのは
ウルトラ飛行隊の飛行機であった。

「ひこーき!!ひこーきいる!!」
困った。一歩も動かなくなった。

悪いハハがささやく
「これね、ボロいけ飛ばんのよ実は。
もっとかっこいいのがええよねえ。見に行こうか」
「・・・うん」

しめしめその場を離れた
のはいいが、
どっこい執念深い。

「あたらしーひこーきわ?あたらしーひこーきわ?あたらしーひこーきわ?あたらしーひこーきわ?あたらしーひこーきわ?あたらしーひこーきわ?」

むうううう・・・

「あのね、クリスマスになったら、サンタさんがくれるよ!」
「・・・くりますさん?」
「そ。たのしみねえ」

くりますさんが何でどういうシステムか理解しないながらも、
なんとなくしぶしぶ待っている様子。


そんなある日、もう読まなくなった絵本があるんだけど、
とメールをいただいた。やっほう!!
いそいそと車でいただきにあがると、親子3にんがかりで
絵本とおもちゃをどっさり持ってきてくださった。
安藤さん、ありがとう!!

しかしニヒルでシャイな幼児・ちょびはだんまり。
かーちゃんの陰に隠れ続け、一言もお礼を言わず。
ほんとにどうしてありがとうが言えないか??

そのくせ車から降ろして運ぶときには
「じぶんで!」と言い張ってよしょよしょと運ぶ。
玄関に入ったとたん「あける〜!!」

リビングでいただいたものを店開きしてみる。
絵本ずらーーーーーっ!しかも、しょうぼうしゃ!はたらくくるま!
やつのツボにジャストミート!!
おもちゃの山の中には、なななんと、ひこーきがあった!

「あたらしーひこーき!くりますさんがちたーーー!!」

その他にも、でっかいバンバン(光線銃)やらパズルやら
救急車やら、それはそれはもう、盆と正月と誕生日とクリスマスが
いっぺんに来たような喜びようだった。
帰ってきたオットもなぜか興奮し一緒に夜中まで遊んでいた。


そういえばわたしも、お下がりもらうの嬉しかったな。
小学生の頃、母の友人が東京に住んでいて、
5つくらい上のお姉ちゃんから、小さくなって着れなくなった服が
段ボールでどっさり届くのが楽しみだった。

いそいで開けてみて、片っ端から着てみて
鏡の前でファッションショーだ。
母のセンスでは絶対買わないような、女の子らしい
ひらひらのブラウスや、色とりどりのセーターやスカート。
多少シミなどあったけど、お姉さんっぽい新しい洋服
いつ着ていこうかとわくわくしたもんだ。

あたらしいものを、一つ、買ってもらうのもうれしいけど、
どさーーーっと、わさーーーっともらう嬉しさは
けっこう格別なんだよなあ。

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2006年11月11日 (土)

30以上を信用するな。

我慢できない性格で、いろんな会社を飛び出したが
会社からは飛び出せても、飛び出せないものがあった。

独立して仕事はじめて、
仕事は全部自分で選べる、はずなんだけど
実際は依頼されたら断る理由が見当たらず
受けたからには最善を尽くしたいのだが
なぜか
釈然としない
ここ数日消化不良ですっきりしなかった。
が、
その理由がわかった。

わたしは利用されている。

ビジネスっちゅうもんは、利用できるもんを利用して
利益を上げることである。
そのためには、ちょっと小賢しいくらいの
機転のきく受け答えがそこそこできる
わたしくらいがちょうどいい。
そういうことだ。

あえてわかっていて利用させて
お金をもらうわたしも同じ穴のムジナである。

ああ、きれいごとだけで生きていきたい。
騙さず、騙されず、嘘つかず、大きく見せず。

削ぎ落としてゆく冬。
どこか山にでも籠りたい気分。


Don't Trust Over Thirty.
30以上を信用するな。

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2006年11月 8日 (水)

我慢のげんかい

きのうは夕方から打ち合わせがあった。
いやな予感がしたが
まあすぐに終わるだろうと思ったら
やっぱり長引いた。

保育園のお迎えの時間は19:15まで。
時既に19:25。
頃合いを見て話しを区切り、終える。
保育園に電話をし、車ぶっ飛ばして向かう。

園長先生とふたりっきりで、
ぽつねんと待っていた。
いつもだったら飛びついてくるのに
座り込んだままレゴをいじっている。

すいませんでしたありがとうございましたと
先生と話していると
「・・・・おちっこ・・・」

ええ〜〜〜っ!?
じょじょーっとしたまま先生に言えず
じーっと座り込んでいた様子。
「まあちょびくん言えばいいのに・・・」
園長先生も絶句。
きっと、遠慮だったんだろう。
そそくさと着替えさせて帰宅。

パパちゃんの誕生日だったので
ふたりでちょちちょちで紙吹雪をつくる。
帰宅したパパちゃんに
「おめれとー!」といってぱ〜っとまく。
ごはんをたべて、片付けていると
また、じょじょ〜っ。
あああああああ・・・・・
息子が一番がっかりした顔。

その勢いでお風呂に入る。
先にパパちゃんとちょびが入り、頃合いをみてかーちゃんも入る。
熱めのお湯に真っ赤になっていて
「あがる〜・・・」
「もうちょっとね」
「・・・あがる〜〜〜〜・・・」
「かーちゃんのお背中ごしごししたらね」
「あがる〜〜〜〜〜!!!!」
「パパちゃんもう少しつかってから」

「・・・ぎゃあああああ〜〜〜〜〜〜」
斜め上を見て、口開けて、
涙ぼろっぼろ流して、大声で泣きはじめた。
急いでパパちゃんあがり、ちょびもあがった。
でも泣き止まない。
「ああああ〜〜〜〜〜」

すぐにあがって、体をふいて
ふりちんのまま立ち尽くして泣いてる
息子をだっこしてぎゅーっとした。


きょうは、もう、いっぱい我慢したんだもんね。
我慢の限界がきたんだよねぇ。
よくがんばりました。
えらかったね。
・・・ごめんね。

しばらくすんすんいっていたが
かーちゃんきせてーと甘えて
おっぱいちょっとさわったら落ち着いた。
「パパちゃんじょびじょび飲む〜〜〜」
(ジョジョビジョバ〜のCMでお馴染みDAKARA)
ご機嫌が戻った。


まだたった2さい半なのに
すごい我慢の許容量にさせてしまった
かーちゃんを許せ。

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2006年11月 4日 (土)

自殺するのは


いじめを苦に自殺、

ここのところ相次いで中学生くらいの子どもが
自殺したというニュースを耳にする。

死ぬ勇気があればなんでもできるはずなのに、

大人は考える。


なんとなくだけど、
彼らは自殺することで報復をしているのだと感じる。


13,4歳くらいの子どもにとっての学校は
閉ざされててそれが世界のすべてで
いじめられたら逃れる術を知らない。
いじめているやつら、みんな消えていなくなればいいと
そう願うことしかできない。


人の痛みがわかるきみは将来きっと立派な人になる。
いじめっこはきっと世の中に出て苦労する。
そんな、何年も何十年先ものどうなるかわからない報いなんか
気長に待ってられない。

テレビを見れば、
同じような年頃の子が自殺したと言う。
担任や、校長や、教育委員会が
テレビに吊るし上げになっている。
こんなに手っ取り早い報復はない。

いじめられた子どもの悲惨さを伝えるメディアが
ほかのいじめられっこを自殺に誘っている。

テレビを消して。

その報復はたった一瞬だけで、
やがてみんなきれいに忘れ去り、
死んだきみは二度と生る歓びを味わうことができない。

圧倒的に損だということを、知ってほしいと思う。

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2006年11月 1日 (水)

お湯割

差し込むような胃痛、胃薬飲んで誤摩化したが
昨夜発熱。
久しぶりに関節がきしむような感覚と寒気
これ風邪ひいちゃったかな。

熱めの風呂につかってリココデ一気飲み
首にタオル巻いてアロマオイルたらしたマスクして寝たら
今朝は良くなっていた。

メールソフトに不具合が生じて入院させてたパソ引き取り
2、3用事を済ませて簡単な食事
たまった仕事もあるが体のメンテが先なので
あったかいものを飲んでちょっと寝ることにする。

湯布院で買った麦焼酎があったので
お湯割で啜る。

ふと箱を見ると
2005年1月25日口切り
と走り書きしている。

ああ、思い出した。

産休を終えて仕事復帰する前だ。
復帰の条件を話し合って帰った夜だ。
保育園に慣らし保育で通いはじめてさっそく風邪をもらい
鼻水と涙でぐちゃぐちゃな顔で泣き叫ぶ息子を
見ないふりして会社に行って
提示された条件に
悔し泣きした夜だ。

誰にも言えない思いをノートに吐き出しながら
この焼酎の封を開け
なにか誓うような気持ちで飲んだのだった。

そのノートに、今の屋号が走り書きされていた。
当時独立しようと考えていたはずもないのに
その言葉はそこにあった。

ざまあみろ。あの日のわたし。
いまこうしてしたたかに
その言葉とともにここに立っている。

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