インフルエンザ
の、予防接種を受けているからと油断していた。
まんまとかかってしまった。
先週金曜、珍しく息子が発熱し、ここのところ
たいがい熱を出しても元気なのに今回はちょっと変で
夜中に何度も泣いて起きた。
保育園では溶連菌が流行っていると聞いて
近くの小児科に連れて行った。
土曜の小児科はバーゲンセール会場ほどのにぎわい。
勝手知ったる人たちは受付を済ませると車に戻って中で待つ。
そうすれば良かったがめんどくさくて
待合室で絵本を読ませたりして2時間ほど待った。
やっと順番が来て、息子は鼻とノドに長ーい綿棒を突っ込まれ
溶連菌とインフルエンザの検査をされた。
検査結果は、どちらも(ー)。
「インフルエンザなら、このように印が出るんです、」
と他の子どもの検査マーカーをずらっと並べてみせてくれた。
AだのBだのに、青い印がくっきり。
きっとそこでもらって帰ったんだろう。
息子は日曜には熱が下がり、もりもり食べて元気になった。
月曜は、湯の山温泉にワンデイ湯治にも行った。
火曜、忙しかった。
水曜、ずーーーーーっとパソコンに向かっていた。
ら、肩こりがひどい。
腰もいたい。
湯につかっても、あれれ?おかしいな・・・
木曜の朝、自分の体がじぶんのからだじゃなくなっていた。
これは、インフルエンザだ、と自分が答えを知っていた。
ともかく、着替え、車を運転し息子を保育園に連れて行き
近くの内科に行って診てもらった。
「検査はね、いい加減なんですよ。してもいいんですがね、
まあ、インフルエンザでしょう。タミフル、出しますね」
帰宅して横になるが、うとうとしたら電話が鳴る。
出さないといけない原稿もある。
だれもいないのに「うううう・・・」と声が出る。
予防接種のおかげか、熱は38度ちょい、たいしたことないけど
全身がとにかく、ぎしぎしと痛い。
少し前、全身が痛む難病にかかった女性アナウンサーが
オットと小さな子を残して自殺したというニュースを思い出した。
彼女の痛みはこんなだったんだろうか、もっと痛かったんだろうか。
痛みは思考を奪う。
タミフルで劇的に痛みが薄らいでゆく感じがあり、
わたしは自殺せずに済んだ。
痛みが癒えない絶望は、想像するのも難しい。
家族にうつさないよう、マスクと手洗いを心がけ、
今日はずいぶんマシになった。
でも、思ったより体力奪われていて、ふらふらするし
目の下にクマまでできてる。
もうすこし、養生します。
やすめということでしょう。
なのに、横になっても雑誌をめくるのを止められない。
枕元にここぞとばかりに本も積んである。
いや、元気なときに本がよめないツケを
病気の自分にまわすのはどうかと思う。
潔く、寝たまえ。
といいつつ、こうして書かずにはおれない貧乏性。
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コメント
うわー、大変ですね!
私もかかったことがありますが
インフルエンザの強烈さはこの世のものとは思えないですよね!
あの進行の速さは悪夢のようで、
家族から「死相が出てる!」と言われましたもの。
しっかり休んで早く良くなられますよう☆
投稿: nori | 2007年2月24日 (土) 午後 05時05分
noriさんありがとうございます!
おかげさまで全快いたしましたー。やー、しんどかった。
「死相がでてる」、笑い事じゃないですけど
おおげさじゃないですね、その表現。
「生還」という感じがぴったりです。
投稿: はなみ | 2007年2月28日 (水) 午前 11時03分