ちょびの遊び
保育園なので入園もくそもないのだが、
入園祝いをいただいた。
かわいいお洋服と、ちょびには500円玉が数枚。
「ぼくのおかね〜♪」
買物するたびレジで
「おかねちょうだい」とせびるので「あほか」とやらないでいた。
「ぼくのおかねがないじゃんか〜〜〜」と泣いていたが
とうとう自分のお金をゲットしたのだ。
じゃらりんじゃらりんとそれで遊んでいる。
なんかの拍子に、かーちゃんに怒られて気に入らんで
その500円玉をばーん、じゃらじゃらん!と投げた。
かーちゃんの平手が炸裂、
「お金投げるな!!!」「ぎゃあああ〜〜〜〜!」
こらいかん。
そっからこんこんと言って聞かせる。
このお金はパパちゃんとかーちゃんが汗水たらして死ぬ思いで働いて
稼いだお金です(あれ、もらったんじゃなかったか?)
これがないと、ごはんがたべられません
ほいくえんにも、行けません
おんせんも、入れません
いいですか、お金は大事大事。粗末にしたらバチがあたります。
わかったか?
「あい・・・」
それで、財布からじゃらじゃら取り出し
これが1円。いちばんちいさいお金。これが5円、10円・・・
これが1万円。いちばんおおきいお金。どれも大事。わかった?
「これがちょびー?」と1円を指す。
うーーん、こん中では1万円かないや違うな
「かーちゃんはこれー?パパちゃんはー?」
話しがややこしくなってきたので仕舞う。
「おかねでお買い物ができるんー?」「そーよ」
「じゃあ、ケーキやさんごっこしよう♪」
ということで、食玩のちっちゃいケーキをならべて
「いらっしゃいませ〜〜」
「これください」
「あい、ごしゃくえんです」
全品500円、ちと高いケーキ屋だ。
「はいどうぞ」
「ありがとごじゃいます、しゃかしゃか、これです」
「あ、もうお金がなくなりました」
「あ、そですか、じゃおかえしします」じゃらじゃら
なんていいケーキ屋だ。
これが延々続く。間違いなく退屈だ。
もうやーめた。「やだ〜〜〜」
「じゃあ、しゃきーんしてあしょぼう?」
「んじゃ片付けて」
さっき怒られたのでささささっと片付ける。
お金は、お菓子のケースが貯金箱になってるのにちゃらんちゃらんと入れる。
で、棚によいしょ、と仕舞う。よしよし。
しゃきーんとは、たたかいごっこだ。
戦隊ヒーローものは知らないはずだが
保育園でいろいろ習ってくるのだろう。
「かーちゃんうるとまんね、ぼくかめんらいだ、いくじょ!!」
しかも異種格闘技。
「しゃきーん、こいっ!」
「てやっ」「かきかきーん」
3歳児とのたたかいなんか、猫じゃらしみたいなもんだ。
「いくじょ〜〜〜
あかちゃ〜んぽすとーーーー!」
!!
すごい攻撃だ。これはこわい。
「うわーーー捨てないで〜」
「ちょびのかち〜♪」
親の知らないうちにどんどんいらんこと覚えていくなり。
龍頭峡にて。やきゅうしました。
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