父どうにか/子持ちですが何か
父が救急車で運ばれた、と
今にも死にそうなこと書きましたが
おかげさまで一般病棟に移れたようです。
肺が破れて肺気胸起こし血圧も260くらいあったらしく
まあ、大変だったようですが
行ってみたら案外顔色もよかったので
ひと安心です。
ご心配おかけしました。
それにしても母としみじみ語ること。
父が苦しみながら「あ、あれを持って行け・・」
と指示したかばんの中には
今までの病歴入院歴手術歴が
こと細かく記された手帳が入っていたそうで、
お医者さんに「助かります、こんな人は珍しい」と
褒められた?らしい。
今までまあ、肝臓心臓十二指腸、検査や治療や
とにかく満身創痍の人なので、入院慣れしてるのか?
几帳面というかク○真面目というか
幼稚園の連絡帳に描く「園から自宅までの経路」図も
製図かと思うほどぴしゃーっと定規で書いてたもんな。
母と真逆だ。
わたしは母似で残念至極。
死に際には、子どもたちにありがとうと言おう、
などと話し合ってたらしいが、あの苦しみ様じゃあ
そんな余裕ないわ、と母。
いいよそんなの。もう十分。こっちこそだよ。
などと、父の人生をしみじみ思うのでした。
■
さて、なんてことない会話で
「あ、子どもがいるから無理か」
と言われた。
言った本人に悪気はない。子どもがいる生活はもう
時間がなくて大変だろうと想像してるので
そういう発言になったと思われる。
その場では流したが、後からしみじみ悔しくなった。
ま、つまりは、子持ちは所詮その程度、
という意識の表れだ。
男だろうが、女だろうが
犠牲にしてるんだよ、すべてを
仕事に注いでるんだよ、寝る時間すら、
のうのうと、暮らしてる人に
えらそうなこと言う資格はない
そういう人がけっこういる。
そこで戦う土俵を暮らしに持ってってはいけない。
子どもがいることの豊かさも知らずに、なんて
それは人生の質の勝負であって、戦いの焦点がぶれる。
実際、保育園に預けてる時間しか稼働できないし、
メシ食わせて片付けて、もろもろで消耗して
夜は疲れて寝てしまう。
物理的時間では圧倒的に不利だ。
だからって、
たとえ24時間仕事にあてがってる人だって
アホで仕事になってない人もいる、
なんて考えるのも逃避だ。
できない人アホな人のことを「だめだね」って
悪口言って自分が優位に感じることは
最も危険な逃げだ。
そんな人たちにはもう関わらなければいい。
問題は、
24時間、火花を散らして働いて、
ちゃんと結果を出してる人たちと
どう戦うか、だ。
子持ちだとかそんなことはぜーんぜん関係ないところで
「ああ、いいね」
と言わせてやりたい。
それにはタマが足りない。
人生で初めて、くらい
勉強しなくちゃと焦っている。
勉強しなくちゃと感じるということは、
自分が至らない、自分のダメなとこ足らないとこを
見つけて愕然としてるからで、
それはそれは自信を失う。
ほんといやになる。36にもなってさー。
でもここで逃げたら、この先がない。
勉強して這い上がるしかない。
本を買っても読む時間がない。
でも、2ページでも読む
目の前にハードカバーが7冊積んである。
読了はいつか
積んであるだけの満足が怖い。
とにかく、どこかへ通うとか
鍛えなくては。
こんだけ言ったからには、やるでしょうよ。
くやしさが一番のバネですな。わはは。
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