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2008年3月21日 (金)

斉藤和義ライブ@広島アステールプラザ

今帰宅しました。

こんなに、
泣くなんて
思ってもみなかった。

今日は、博多から斉藤愛同人(?)のMOMちゃんが来て
一緒にみたんだけど。
彼女はツアーの最初ころ博多でみて、中盤熊本ライブハウスでみて
終盤の広島で仕上げることに。

ネタばれ掲示板でセットリストはチラ見してたし
衣装についての意見もあれこれ知っていた

その衣装、
あえて言うまい
正直見た瞬間 「・・・・・どーしたの・・・」
だったけど、はっきりいってそんなもんどーだってよかった。
せっちゃんが何着てようと、どーだっていいのだった。

前から5列目、左寄り
マイクに通る前の
彼の肉声が
かすかに聞こえる距離だ。

「ドライブ」
これが灰になったら、今日はもう寝よう
この曲は
わたしのこころのやわらかなところに刺さった。
はらはらと
涙があふれてとまらなかった
気持ちのいい涙だった
乾いて砂埃のした心の窓を
洗い流すようだった。

「老人の歌」
「砂漠に赤い花」
「ジレンマ」

今日はMOM ちゃんが横にいてくれて
だいすき!オーラ炸裂だったのもあって
わたしも自分を解放してやった
くるくるパーマ頭を振り乱して
飛び跳ね
ステージに届けばいいと思い
両手をのばし続けた。
ぜんぶあふれた
それが、
伝染し

広島のこの会場は
グッドバイブレーションに包まれた。

最後、せっちゃんはハンドマイクで歌った。
ギターがないと落ち着かないはずなのに
ハンドマイクで、拳を握りしめて叫ぶように歌った。
そして
ステージから飛び降り
嵐のような客席を
ぐるーーーーーっと走り抜けて
ステージに戻った。

最後の曲。
「かすみそう」

のはずなのに

「きぶんがいいからもう一曲やります」

セットリストになかった
「空には星が綺麗」
を歌いだした。

汗だろうと思った。
しかし

なんだろう
この時間が過ぎてゆくのを
惜しむように
せっちゃんのほほが光って

ふるえるこころが会場にひろがった。

そして

「かすみそう」

スンッと
鼻をすする音をマイクがひろった

せっちゃん泣いている

音が
空気をふるわせ
私の鼓膜をふるわせ
心をふるわせ
会場中のひとを
ふるわせている

ありがとう

わたしはここで、生きていきます。
だけど
この瞬間の気持ちを裏切らないように
生きていきたい。
どうすべきか。

ただただ、いまできることを丁寧に
心を込めて夢中でやろう
それだけだ
と、何度も思った。

せっちゃん
何度も何年もライブを拝見してきましたが
あなたが泣いたのを
みたのははじめてです。

あなたは
どんどん進化している。
歌も、なにもかもすべて次をみせてくれる
すごいです。
ありがとう。

MOMちゃんと冨士子さんのお店へ。

うまい酒がしみます。
MOMちゃんの、劇的な話もすばらしかった。
あなたはほんとに、筋の通ったええ子です。

全部、ビューティフル。
完璧な夜でした。
ありがとう。

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