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2008年5月31日 (土)

ちょび病気


22日木曜日、保育園にお迎えにいくと明らかにちょびの顔がさえない。
いつもはだだだだだーんと抱きついてくるのに、よっこらせと立ち上がる。
ん?いやな予感。
帰宅後、もう湯気が出そうに熱い。38.8℃。ありゃー。
それからがくんと症状が進み、ぐずぐず泣きはじめる。
「のろがいだい〜〜〜〜」
嚥下するたび激痛が走るらしく、何も飲もうとしない。
やばいな、高熱で水分とれないと脱水症状になってしまう。
とりあえず家にあったリココデ(小児用風邪薬シロップ)を飲ませて(これは甘くて好きなので進んで飲む)寝かせるが、高熱&痛みで寝られない。んぎ〜〜〜と赤ちゃんに戻ったように泣く。

翌朝いちばんで病院へ。熱はほぼ39℃。もう死んだ魚の目。
「あー、扁桃腺が炎症起こしてますねー」
もとも扁桃腺肥大なんだけど、それが真っ赤になって腫れている。
抗生物質をもらって帰宅。
すぐに飲ませる。
粉薬、ちょっと前までは飲ませるの大変だった!
「お薬のめたよ」みたいなゼリーでくるんでもべーっと出すし、アイスに混ぜても変な味がすると受け付けない。仕方ないので少量の水で練り、口を無理矢理こじあけて指でほっぺた奥に塗り付け、ひたすらおっぱいかジュースを飲ませてごまかしていた。苦闘だった。

それが
先生とお薬飲んでお水ちゃんと飲むって約束したよね?と言うと
神妙な顔で頷き、口をあけてざらざらと粉を含み、しかめっ面で水をごくごく飲んだ。
のど痛いのに。お兄ちゃんになったのう。

熱でへろへろですぐ寝たが、苦しげに泣きながら何度も起きる。

しかし、3時間後、海苔おにぎりをぱくつくほど回復。
熱が38.5℃くらいになると、よろよろ立ち上がって「あそぶ・・・」。
37℃台になるともうバットを振り回していた。子どもの体調は正直だ。

そのままぐんぐん元気になった。
保育園にも元気に通うようになった。

しかーし。
29日木曜、帰宅後またもや発熱。
「のろが〜〜〜のろがいたい〜〜〜〜」
えーぶり返した??
水曜そらまめの皮むき、木曜お弁当の日、行事を一通り満喫して倒れた。ちょびらしい。
今度は熱も39℃オーバー、ものすごくしんどそうだ。

翌朝病院へ。
「あーまた扁桃腺。前より腫れてるわ・・・点滴しましょう」
ということでハハは待合室で待つ。

思い出す、3年前のちょうど今頃。
保育園に通い始めた1歳3ヶ月、2月からひきっぱなしの風邪がこじれにこじれて、尋常じゃない発熱、川崎病だった。
ちっちゃい手に点滴された。泣き叫ぶ声を待合室で聞いた。無力さに涙が出そうだった。

かわいそうに・・・・
なんとも言えない気持ちで待っていると、「おかーさーん」と呼ばれた。
処置室に入ると
「ぼくねぇ、泣かんかったんよ!」と誇らしげな息子がいた、点滴につながれて。
泣き声聞こえないなあと思ってたんだ。
痛かっただろうに。
看護士さんも「えらかったよー!」と、おさるのシールをくれた。
点滴がおちるまで1時間。隔離室で待つ。

血液検査の結果が出て、炎症反応がやはり高かった。
抗生物質はこれ以上強いのにすると苦いので、前と同じに。
がんばれ、息子よ。

点滴が効いたのか、昼食はよく食べた。
熱もだんだん下がっていった。

ちょっと熱が下がるとすぐに動き回る。じっと寝とけというのは無理だろう。

用心して、しばらく保育園は休ませる。
家で、安静に、なんかしていないから、あの手この手でなんとか気を紛らわせる。
録画しといたピタゴラスイッチ見たり
録画しといたメジャー見たり
録画しといたプロフェッショナル見たり、ってこれはかーちゃんが見たいだけでちょびからクレームがあがる。

ので、一緒に料理したり
んで食べたり
おやつ食べたり
って食ってばっかりかい。

今日はよく晴れたので、近所を散歩した。
雑草が生え茂るベランダをなんとかしようということで、花屋さんに苗を買いにいく。
「これとかかわいいんじゃない?」と息子がチョイスしてくれた。ミニトマトだった。

明日はこれを植えようね。
明後日は・・・
なんとか一緒にゆっくり楽しもうね。

4さいの息子を堪能しよう週間だ。


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コメント

あらら
大変でしたね
子供はたくましいですよね
何気ないことで大きくなったことを感じます
娘も私の仕事を気遣って
「お母さん寝てていいよ」

本当は構って欲しいはずなのに

頭が下がります

何はともあれお大事に...

投稿: mom | 2008年5月31日 (土) 午後 09時53分

ちょびくん大変だったのね~~体調は落ち着いたかしら?
いつも元気なだけに、病気の時はかわいそうだよね…
久々ちょびくんとの時間を満喫したかしら?

気がつけば粉薬も頑張って飲めるようになって、注射も泣かなくなって…しっかりお兄ちゃんだね!
(うちはまだまだですが…)
子供はあっという間に大きくなるなぁ~

お大事にね~

投稿: たまちゃん | 2008年6月 1日 (日) 午前 04時22分

子どもの発熱、ツライよね~。とことんまで自分で管理する、なんてことできないし、おまけにビックリするくらい高熱出るし、ちょっと回復するとじっとしてないし。

うちの上のガキも嘔吐下痢症でついに入院。なかなか熱が下がらなくて、ある夜、仕事を終えて病院に行くと妻が真っ暗な病室で息子を抱えてシクシク泣いておりました。

まあ、そのうち熱は下がるのに、というのは第三者的な考え方なのですね。ずーっと一緒にいると、どうしても気分が落ち込む。とりあえず付き添いを代わりました。

あれから二十年近くたって、今となってはいい思い出なのだけど、もう一度やる?と言われると、ちょっとね(笑)

投稿: 元炎の料理人 | 2008年6月 1日 (日) 午前 09時47分

タイヘンでしたね…!
でも頑張りましたね~
ちょびくんも、お母さんも。

私も幼稚園の頃はしょっちゅう寝込んでて、
小学校入る前に、扁桃腺の手術しました。

おかげでいまやこんなにたくましく…(笑)

熱が出たときには、親が
「ヴィックスベポラップ」をのどに塗ってくれて、
スーッとするのと、安心するのとで
眠ることができました。
‘手合て’って、こういうことですよね。

お医者さんも優しそうでよかった。
ゆっくりお大事に。

投稿: ay | 2008年6月 2日 (月) 午前 01時17分

 お疲れ様でした。

 しんどい子どもを見る母もしんどいのです。
 自分も疲れてるだろうので、母息子でごゆるりとなさって下さい。

 お大事にね。

投稿: Uka | 2008年6月 2日 (月) 午前 02時49分

うわ皆様コメントありがとうございます。嬉し〜い。
ご心配おかけしましたが、息子ずいぶん元気になりました。

Momさま
娘ちゃ〜ん!いじらしい・・・ええ子やええ子や。
またおばさんとデートしてねって伝えてください。
ありがとね!

たまちゃん
がっつり満喫中です。もう腹一杯。
ほんと、寝てる姿を見ていつのまにこんなにデカくなった!?と愕然とするよ。
頭の中ではまだ80cmくらいのイメージなんだけどね。
子どもの旬は短い!

元炎の料理人さま
真っ暗な病室で息子を抱えてシクシク・・・うわ分かります〜〜〜〜
なんにもしてやれない無力さが、ハハを打ちのめすのです。
どんどん悪い方へ悪い方へ想像は膨らむし。
そんな気分を換えるのはなかなか難しい。
付き添い代わってもらって、やっと正気に戻る感じかな・・・
しかしもう息子さんもリッパな大人ですね!
このちょびが20さい、まだまだ想像つかないな〜

ayちゃん
博多では会えなくて残念。
扁桃腺とったんだ!大変だったねえ!
手当て、いい言葉だよねー。
息子も離さないもんね、わたしの手。
いつのまにかマジックハンド(伸びるやつじゃないよ)を持った自分。不思議〜
またね!

Uka殿
ありがとよーーー
息子のことばっかしになって自分がおろそかになっちゃうと自分が寝込んじゃって、結果息子もまたダウンしてみたいなデフレスパイラルになりやすいのよね。
気をつけます。
あちこち痛いしよ。無理が利かないトシでありますな。
Ukaちんも養生しなされよーー。

投稿: はなみ | 2008年6月 4日 (水) 午前 04時30分

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