つくられた無関心
5/3にビルマ(ミャンマー)を襲ったサイクロンの被害が、たいへんなことになってるらしい。
今朝の新聞では、「死者2万2000人超す」という見出しで一面に記事が出ていた。
昨夜見たテレビでは、ミャンマーの軍事政権がNGOなどの入国ビザ発給を制限してるので、なかなか支援の手がのびないことを伝えていた。
なんとなく、まだ「ピン」ときてない。
だって、甚大な被害の様子を撮影した映像が届かないから、オンエアする材料がない。だから、まだあんまり大変だって実感がわかない。
ミャンマーといえば、ああ、反政府デモを撮影中の長井健司さんが兵士に射殺されたところだ。その軍政が援助を拒んでるなら仕方ないな。
そんな空気を感じる。
なんて薄ら寒い
すごい数の人が亡くなって、衛星画像を見たらなんか南の方がどっぷり浸かっちゃって、大丈夫なわけがない。どうなってるんだろうか。
と、思っていたらカフェグローブの青木陽子さんが情報を出していた。
以前からビルマで支援活動をしている団体に資金援助をするのが最速の援助かもしれない。
郵便振込するとき、手数料もいらないそうです。
わたしも金持ちではないが、少しだけなら送金できる。
少しずつがたくさん集まれば、政治や理念を超えて、ふつうの人たちが助かる。
できることをしようと思う。
(追記)
郵便局にて、「振込口座が0からはじまる用紙」に必要事項を記入し窓口に出したところ、「手数料130円いただきます」と言われました。え?手数料いらないと聞いていたのですが、と伝えたら、振込先の会社に電話して確認をとらないと受け付けられない、と言われました。そんな・・・電話番号なんか控えてないよ。振り込み用紙を持ち帰ろうとして、「寄付なのに手数料かかるなんておかしいですよね」とぼやくと、「寄付!?あ、ちょっとお待ちください」と調べて、手数料無料で受け付けてくれました。通信欄に「ミャンマー・サイクロン」って明記してるのに! ちっちゃな街の郵便局でお願いしたのですが、ああ、寄付の申し出がそれだけ少ないってことなんだろうなとぼんやり思いました。
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