東京日帰り出張
東京日帰り出張でした。
新幹線で往復です。
日帰りはしんどい。行って、仕事して、トンボ帰り。
それにしても東京のマスク着用率の低さにびっくりした。
マスクしてるひとあんまりいないー。
屋外はともかく、駅でも、地下鉄車内でも。なんでなんで??
海外からや関西圏から、日々何万人という人が移動し入り乱れていて、隣の人がどうなのかわからないのが東京なんじゃないのか。
しかも間合いが狭い。パーソナルスペースが極端に狭い。息苦しいほどせまい。
この時期にハンカチも使わず咳する人も多い。
ええー??みんななんで平気なの?
この人の多さに慣れっこになってるんでしょう。東京の中の地方なんでしょう。
それともそんなことでびびってたら東京で生きていけないのか。
タマに当たったら当たったときのことよという戦場みたいなことなのか。
わたしはマスクが外せなかった。
ほんの2時間ほど自由になる時間があったので、銀座へ。
ボールペンと鉛筆の店 五十音というお店に行きたかったのです。
えーとここの細い路地を入って・・・・あった!が閉まってる。
痛恨の不定休。ほしいえんぴつがあったのに・・・
しょぼしょぼ歩いてうおがし銘茶へ。がー閉まってる。まあそんな日だ。
と顔をあげると、!!!あ、あの方は 森田空美さんだー。
わたしがぎょっとした顔をしたからか、はっとしてこっちを向かれた。
が、そそっと視線をそむけ、後ろ姿をそっと拝見する。
すてきー。爽やかな淡いグレーの織のきものだったような・・・
人ごみの大通りに消えていきつつ、日傘をすっと畳まれた。
生活の全部が美しくないといけないんだなあ、さすがです。
気を取り直して千疋屋でフルーツパフェを食す。高し。うまいけど。
あ、と思いついて地下鉄に乗って本郷三丁目へ。
東京大学の赤門入ってすぐのコミュニケーションセンターを見学。
東大オリジナルグッズを販売してる。
カップルがやってきてアミノ酸がどうの光触媒がどうのと話しながら、数点購入していた。学術研究の結晶が製品化しており、東大のロゴが入ってる。いいお土産になるしいい土産話とともに人手に渡る。国立大学法人の広告。
そこから田町へ。
3時間ほどミーティング。やっぱり会って話さないとわからないことはあまりに多い。
終了後速やかに通勤ラッシュにもまれつつ新幹線で帰る。
行きも帰りも富士山拝めた。きれいだー。
大阪駅に着いた時、混雑したホームにいるほぼ全員がマスクをしていて壮観だった。
行きに半分、帰りに半分、新書を読む。
ぱらぱらっとめくると内容が頭に入る、という人がいる。
速読っていうんですか、訓練次第でだれでもできるそうだ。うらやましい気もする。
わたしは読むのが遅いんです。ずっとぶつぶつ頭の中で声に出してるからか。
行きしで読破してもおかしくないボリュームだけど、途中で居眠りして、また追いかけて読み出して。
福山駅を通過したあたりで読み終える。
「周辺」という言葉が残る。
ほんとうに探しているものは周辺にある。
それはもう知っているのに言葉になっていないだけだ。
そんな一日。
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