鹿児島は
初めて来たぜ鹿児島へ。日差しが違う。植生が違う。街路樹は椰子、バナナも普通に実のってる。蝶も鳥も鮮やかだ。
桜島は火山灰で真っ白だった。乾いた世界。熱帯に近い感じがする。遠くに来たことを肌で感じる。
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初めて来たぜ鹿児島へ。日差しが違う。植生が違う。街路樹は椰子、バナナも普通に実のってる。蝶も鳥も鮮やかだ。
桜島は火山灰で真っ白だった。乾いた世界。熱帯に近い感じがする。遠くに来たことを肌で感じる。
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夏は一体どこに去っていったのでしょうか?
朝晩涼しくなりましたね。
今年うちは初盆だった。このへんでは墓に「盆灯籠」という派手な色彩の竹と紙でできたものをお供えする。で、初盆のところはそれが白いのだ。
毎年墓参りするとき、白い灯籠がお供えしてある墓を見て、ああ、今年亡くなったのかなと生々しく感じていたのだけど、うちの墓が今年は白い。不思議な感じがした。
白い灯籠は華々しくて、ことさらいろんな人の思いがこもっているようなへんな白さだ。
お盆のお供えを買おうと盆休みのデパートを歩いているとき、三越の前でぎょっとして足を止めた。ショーウインドウに、ゴマダラカミキリがとまっていたからだ。
黒白まだらのその虫は、スタイリッシュなマネキンのショーウインドウでことさらモダンに見えた。へーこんな街中になんで、と思った次の瞬間、あ、おとうさん、と思った。おとうさんお盆で帰ってきたんだ。いっしょにおうちに帰ろう。買い物したものを出した紙袋に、そっとつまんで入れた。カミキリムシはキーキー言ってる。ちょびに見せたら喜ぶだろう。その足で保育園にお迎えに行った。
カミキリムシを見たちょびは、わーすごい!といっておそるおそる紙袋の中に手を入れてつまみ出した。家の虫かごに入れて、何食べるのかな、かーちゃん調べてという。どうやら柑橘類の木の幹をかじるようだが、バナナの皮とか昆虫ゼリーなんかでもよいらしい。さっそく昆虫ゼリーを買ってきてやる。
あのさ、かーちゃん、とちょびが言う。
「おぼんがおわったら、にがしてあげようよ」
そうだね。じいちゃんまた帰らなくちゃいけないもんね。
あのねーちょび、かーちゃんそのカミキリムシ、じいちゃんじゃないかと思うんだよ。
「えーちがうよ。じいちゃんもっとでっかいもん」
そうか。そうかもね。
お盆は各地の親類縁者の墓参りをした。親戚同士顔を合わせると、うちの子もよその子も一年分大きくなっている。親たちは衰えていくばかりで。飲んだり食ったりして盆は終わった。
保育園がまたはじまり、息子はカミキリムシの籠を持って登園した。
みんなに見せてから逃がしたらしい。
園庭の、ヒマワリにとまってなかなか飛ばんかったんよ、と教えてくれた。
じいちゃんはちょびともっと遊びたかったんよ、きっと。
「ふーん。じゃあまたらいねんきたらいいんじゃない?」
そうだね。じいちゃん来年もきっと来るよ。
そんな夏でした。
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さてこの日曜から旅に出ます。
ケータイからアップできるようなので、旅の実況中継をしてみようかと思いつきました。
さて、われわれはどこでなにを見てなにを食ってくるのでしょう!
さぼっちゃうかもしれないけど、たまにアップしようかと。
それでは、いってきます。
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