いまはまだ甘えさせて
ごぶさたしとります。みなさまお元気ですか。
お年賀状いただいた方、特にお仕事関係の方、ありがとうございました。
喪中ゆえ、寒中見舞いをと思っていたら、立春を迎え。
・・・すんませんでした。
元気にしとります。相変わらずです。
この4月から息子小学生です。
5年間お世話になった保育園ともお別れです。
息子は「いちねんせいになる!」とはりきっていて、わくわくしてる様子じゃが、母は寂しい。
あんなによくしてもらった保育園・・・さみすぃいいい。
息子が、というより、母が育ててもらった保育園。
カウントダウンの日々。
さいごの節分、さいごの作品展、さいごの・・・・
ひとつづつ済んでいく。
そういう傷心の日々です。
で、昨年末からツイッターやって、面白かったけどもう疲れた。
もう、目ばっかし酷使するのやめようと思った。
ちゃんと耳を澄まそうと思った。
それは、自分の内側に。
最近自分の内側に潜む声に耳を貸さないでいたら、なんだか気がついていることと知らんぷりしていることと、知りたいことのバランスがぐちゃぐちゃになって辛く重い気分だった。
流言飛語と自分のスピードがあわなかった。
そんな中、母と息子と京都に、父の墓参りに行ってきた。
そうそう、そこでの話は一部ここで。
帰る前、錦市場の「有次」で母が包丁に名前を入れて渡してくれた。
帰宅してその包丁をおろしたら、今までのは何だったのかと思う切れ味にびびった。
スッ、トン、とまな板にクッと止まる。
切り口は瑞々しくて切られたと気づかない細胞がまだ生きている(大げさか)
なんかね、「一生使えるものをあげようと思っとったんよ」という母の遺言というか、
家族の口に入るものくらいちゃんとしなさいと。
ああ、わたしは目の前のことをないがしろにして、マボロシの、会ったこともない、知らない人の、いろんな言葉にとらわれて滑稽なことよ、としみじみ思った。
だからツイッターやめた。もういいやと。
息子は日に日に大きくなって、いつだろう、だーいすきと気軽にぎゅっとできなくなる日が必ず来る。
それまでのカウントダウンを大事にしたい。
新しい包丁が気持ちよくて、切り刻むのが快感で、野菜いっぱい切って切って食べている。
忘れていた自分の中の怒りも聞こえた。
てめぇ、うそばっかり書きやがって、かっこばっかり、つけやがって、
静かに、かたちにしていく作業にとりかかっている。
今は、切ない季節だ。
はやく花が咲いて、あたたかくて、陽気な春になってほしいと思いつつ、
保育園の、ヒナの、甘ったれた日々をいつくしみたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
うちも丸6年お世話になりましたからその気持ちよくよーくわかります!!
残りの時間を心に刻んでくださいませ
体調には気をつけてくださいね
投稿: mom | 2010年2月13日 (土) 午後 03時35分
MOMちゃん
ですよねですよね!
また4月になればきっと、前を向いて進めると、というか進まざるを得ないと思うので、今は・・・
ぼやぼやしてようかと(笑)
ありがとうございます。
投稿: はなみ | 2010年2月14日 (日) 午前 10時24分
先日はコメントありがとうございます。
ちょびくん、新一年生ですね、おめでとうございます。
ほんと子供が大きくなるのは早い!
男の子って、やっぱり子離れ早いんでしょうかね?今は、『今だけ』と思って猫っかわいがりしています。
投稿: Meguri | 2010年2月14日 (日) 午後 11時49分
Meguriさま
ありがとうございます。
ある雑貨屋さんの女主人さんと「息子ってかわいいよね」と盛り上がり、おいくつなんですか?と聞いたら今ハタチと。べっくらしたことがありました。
いくつになってもかわいいのよーとニコニコ話してたけど。
個体差もあるでしょうから、まあ、今が旬だといつくしみましょう!
投稿: はなみ | 2010年2月15日 (月) 午後 12時02分