さーくらさいたらいちねんせい♪
とうとう今日がやってきた。
保育園、最後の日。
そう、息子6さい、この春保育園を卒園し、小学生になるのだー。
先日、卒園式でした。
この日のために、たくさん、歌も、卒園証書授与の受け渡しも、練習してきて、みんな、どの子も上手にできました。
同じ釜の離乳食をくって大きくなったお友達。20人、どの子もかわいい。
保育期間、5年3ヶ月。
1歳になり、育休明けから通いはじめた。
まだあんまり歩けなかったよなぁ。
かーちゃんからひっぺがされて、泣いてないて、迎えに行ったら泣きつかれてて、ほっぺにいく筋も乾いた涙のあとがあって、かーちゃんつらかった。
こんなにしてまで預けて働く必要があるのかとか思った。
仕事もつまんなかった。
通いはじめてずっと風邪引きっぱなしで、熱出して、鼻水と涙でずるずるで、風邪引きすぎたのか川崎病になって入院した。
ちっちゃい手に点滴の針が刺さりっぱなしで、
もう、
会社やめた。
だけど、保育園の先生は「みんなまってるよ」ってお手紙をくれた。
がんばろうって思えた。
新しい仕事をはじめ、また通いだした。
それからは、離乳食がふつうのご飯になって、泣かずに笑ってバイバイできて、おむつがいつのまにかパンツになって、上手に絵をかいて、かけっこして、ゲームして、笑って、泣いて、どんどん大きくなりました。
子どもは、保育園で育てていただいたようなものだし、かーちゃんまで一緒に育ててもらったと思う。
先生はみんなどーんと受け止めてくれたし、甘やかせて、いっぱい愛してくださった。
夏は園庭でプール遊び、近所の公園に散歩に行って、年長さんになってからはお泊まり保育もあったなぁ。コマ回し、ウノやどうぶつ将棋も流行ったなあ。
卒園式後の茶話会会場に、赤ちゃんの頃から今までの、子どもたちの写真が貼ってあった。
ああ、あんなことがあった。そうだった。みんな大きくなったなあ。
一人ずつ、先生から手紙を読んでもらい、お礼の言葉を言うのだが、5年分の思いがぐるぐるして涙しかでてこない。
式からずっと泣いていた。からからになるほど泣いていた。
卒園式後の保護者打ち上げでは、寂しさを蒸発させるほど飲んだ。笑って誤摩化そうと大騒ぎしたけど、やっぱり泣けて泣けて酔っぱらってないた。
いい父兄にも恵まれて幸せだった。
卒園式後もふつうに保育はある。
さようならまで、あと○にち、カウントダウンする日々。
今朝、日々ハンコを押してきた3月のカレンダーを見て、ちょびがぽつんといった。
「なみだがでそう。ほいくえん、ずっといきたい」
かーちゃんも、なみだがでそう。つーかもう出てる。
ちょびは、みんなとはちがう小学校に行く。
もしかしたら、もう一生会えないお友達もいるかもしれない。
今日会ってあそんでたのに、もう二度と会えないかもしれない明日。
死ぬときって、あとから、ああ、あれが最後だったよねと振り返る。
おわかれは、最後の日を、きちんとわかって通過していくのがつらい。
今日、これから最後のお迎えに行ってきます。
どんな顔して迎えに行けばいいのかわからん。
先生方みんなにどんなにありがとうございましたって言ってもたぶん足らない。
たまたま会えた父兄と立ち話してもし足りない。
こどもたちは遊び足らない。
だけど、あと数分で、お別れです。
さようなら。さようなら。さようなら。
かーちゃんまた涙がでてきたよ。
ちょび、今日はさみしいね。
でも、あしたからはもう、小学生になることばっかし考えて、楽しみに思っていこうね。
さくらさいたからね。
一年生になるんじゃもんね。
それじゃ、お迎え行ってきます。
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