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2010年7月31日 (土)

VIVA! SETSTOCK!フラワーカンパニーズ×斉藤和義 〜フラカン和義のロックンロール400万ボルト〜

 ほんとは行けないライブだった。
 FC先行に申し込みわすれ、一般発売は即完だった。

 でもでも・・・いきたい。。。
 と、ミクシィの斎藤和義コミュにつぶやいてみたら、親切な方がチケットを譲ってくださった。彼女はお仕事で行けなくなったそうだ。ほんとにありがとうございました。

 彼女の分まで楽しむつもりで今日行ってきた。
 クワトロ。18:30〜

 せっちゃんと、フラワーカンパニーズのグレートマエカワと鈴木圭介(敬称略)がMCという、なんとも贅沢な進行。
 で、いきなり鈴木圭介が「・・・松本さんもね」とシークレットゲストの名前をつい口走ってしまう。
 「ダンプですよ!ダンプの方!」 松本?誰?

 まずは「まだ19歳なのにすごい音鳴らすんだよね」とみんなが絶賛してたOKAMOTO'S登場。

 若い!
 せっちゃんが
 「あの、退屈をぶっとばしたいって歌さ、10代だから似合うよね、こう40も過ぎてそんなこと言ってたら働けってことになりますから」と。

 鈴木圭介「あのヤリたいだけって曲もね、俺とかだと何言ってんのってことになりますよね」
 せっちゃん「あ、その曲前カバーしたんだけど、気持ち的にはぴったりでした」。。。

 続いては奥田民生弾き語り。
 バーボンかなんか飲みつつ。
 「何しよっか・・・」という声に「結婚しようよ!」
 「なんで!?・・・ボクのかみぃがぁ〜かたまでのびてぇ〜♪・・・ってオイ」

 続きまして斎藤くん!
 まずは フラワー・カンパニーズ「深夜高速」のカバー。
 いい歌だ。
 ドラムスはなんと小田原豊!セブンぶりくらいですかね。ベースは隅ちゃん。
 なので、「小田原さんが覚えてる曲」ということで、「ファイアードッグ」とか、「砂漠に赤い花」(「ささくれ」ですってご指摘いただきました。スンマソン)とか、「劇的な瞬間」とか。懐かしい!「ずっと好きだった」もやったな。
 最後、「僕の踵はなかなか減らない」ですんごい盛り上がって終わった、と思ったらまたギターを肩に。

 「あの、曲とばしちゃって」
 ということで「幸福な朝食退屈な夕食」
 曲とばすなんて珍しい。
 なんか小田原さん飲み過ぎだったらしく、せっちゃんに「しわのたりない小田原豊!」って歌われてました。

 続いてフラカン。
 フラワーカンパニーズのライブは初めて見ました。
 結成21年。
 メジャーデビューし、あえてインディーズに立ち戻り、バンに機材積んで全国のライブハウスをまわったという。
 その歌詞は、ちょっとした節々に耳を尖らす言葉がある。
 今更ながら、CDを買ってじっくり聞きたいと思った。

 「しかしわれわれに足りないのは色気だね。斎藤君はなんであんなに色気があるのか」
 「なにを考えたら色気がにじみ出るのか」
 「いや斎藤君はなんにも考えてないからあなたと一緒だけども」
 「なにを食べたら色気が出るのか」
 などと話し込み
 鈴木氏は「見つけたんですよ、色気のある男の法則、みんな女きょうだいがいる!ね!われわれみんな男兄弟ですから。育ちが悪かったね」という結論に。


 10分休憩。
 みんな地面に座り込む。
 病み上がりにきついです。ビールをかーっと行きたいとこだけど、養生してアクエリアスをなめるように飲む。


 つづいて、せっちゃんとフラカン。
 フラカンの「ベルボトム・ジャック」のカバーとか、ブルーハーツの「人にやさしく」とか。
 そこに奥田民生参加、「イージュ―★ライダー」。
 ほいでシークレットゲスト。トータス松本。あーこの松本さんか。今頃ピンとくる。
 「ほんの5日前なんだけど、酔った勢いで来る?って話して」実現したんだそうだ。

 で!なんと奥田民生と斎藤和義のツインドラムで、トータス松本の「サムライソウル」。
 
 そうこうしてたら、「明日のセットストックに前乗りしてたんで、飲まない?ってメールもらったんで、つーか来ない?って誘ったら来てくれました」という、スカパラのGAMOと加藤隆志。

 そこに若手OKAMOTO'Sも戻ってきて、ステージ上は立錐の余地もない混雑ぶり。ギターとか5人くらいいるし。
 みんなで「サマータイムブルース」
 なんという音の洪水。なんというゴージャス。技の競演。どこを見たらよいのかわからない。

 というか、楽しそうだー。見てるこっちまで楽しくなる。
 酒飲んでグダグダのだめな大人が、にこにこしながらギターひいてて、19歳の若者が、若気の至りでかわいくて、楽しいばっかじゃなく、他の音を聞いて、合わせて、魅せて、さすがプロだ。

 みんな飲んだりフェスの楽屋で話したりする仲なんだろうけど、こうして同じステージに立って一緒に演奏する機会はなかなかないんだろうから、飲んで騒ぐよりやっぱりライブが100倍楽しいんだろうと思う。

 憔悴しきった斎藤君。最後は「歩いて帰ろう」。


 いやー、すごい現場に居合わせちゃったな、という感じだった。
 ぎっちり満員のお客さんたちも、目をキラキラさせて帰って行った。

 生きててよかったって、こんな夜。

 


 

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コメント

すげー豪華メンバーですなあ。大変うらやましいです。でも、SET STOCK 2日目、行きます!せっちゃんもフラカンも見られます。民生さんは見られないけど。

投稿: 炎の料理人 | 2010年7月31日 (土) 午前 09時45分

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