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2013年4月18日 (木)

息子4年生

 4月で息子は小学4年生になった。

 4年生からは、預かってくれる留守家庭子ども会がない。3年生までしか通えない。
 つまり、放課後はまっすぐ家に帰ってくる。
 共働きの家は頭を悩ませることになる。
 4年生からの放課後をどうするのか。うちも悩む。

 息子はクラスの友人たちと一緒に下校できるし、さほど仲良くもない留守家庭仲間と児童館に閉じ込められなくてすむので上機嫌だ。
 しかもクラス替えでとっても仲の良い子と同じクラスになれた。まあ、2クラスしかないのでほとんどの子と仲良しだから、どっちにしても上機嫌だ。
 しかし母はこまる。

 家の合鍵をつくった。
 もし母が留守なら、これであけて入りなさい。
 とはいえ、自分で着替えておやつ食べて習い事に行くのは、慣れるまでもうしばらくかかりそうだ。
 だから、息子が帰宅してくるであろう時間には自宅にいるようにしている。
 先日も、合間を縫って家で待機していたのに、やつは学校から1時間かけて帰ってきた。15分の道のりをだ。友人たちとクイズをしながらゆっくり帰ってきたんだと。
 今日、野球の日だろうよ。
 「あ!わすれてた!」
 制服を脱ぎ散らかしてユニフォームに着替えて飛び出していった。

 留守家庭に通ってたころは、時間が読めたなぁ、
 5時帰りの日は5時15分に帰ってきた。
 その時間に間に合いそうになかったらお迎えに行く。6時半まで見てくれた。
 この夕方の1、2時間というのはものすごく貴重なんです。

 4月に入って、学校からのうっとうしいほどのプリントや提出書類や買いそろえるものや手続きや振込や、なんやらかんやらで手をとられた。
 夕方もやつの帰宅時間に拘束されて自由に動けない。
 母はイライラMAX、思うようにできないのは超ストレス。
 放課後を埋めるように塾にも通いはじめた。
 学校とは違う、「回答のテクニック」を教えるその内容はぐぐんと難しい。
 先生がおもしろいらしく授業は楽しいらしいが、宿題がどかーんと出る。
 学校の宿題、塾の宿題、やめたらいいのに玩具みたいな付録目当てで続けている通信教育教材もある。ひーひーいいながらこなしている。

 今どきの小学生は忙しい。
 わたし、こんなに家で勉強してたっけ?(してないからこうなってるのだ)
 自由に遊べない小学生ってかわいそう。早く自由な大人になんな。


 ある夜、もう寝なさいとベッドに連れて行くと、かーちゃんも一緒に寝よう、パパちゃんも呼んできて、という。いやいや、これからやることが山ほどあるんだよ寝てなんかいられないよ、はいおやすみ、というと
 「ぼくはみんなといっしょに寝たいんだ!!わぁーーーー」
 と声をあげて泣き出したのでたまげた。
 こいつが泣くのは何年ぶりだ。
 ひょうひょうと楽しそうにしていた息子だが、やっぱり新しい生活とキリキリしてるかーちゃんとでストレスもたまっていたのかな。
 もう、その晩はすべてを投げ捨てて、息子と一緒に寝た。
 すん、すん、とすすり上げる息子はいつまでもわたしの手を握ったままで寝た。

 
 そんなふうにべったり甘えたい時もあるけど、めんどくさい時もあるらしい。
 
 今日は遠足だった。
 かーちゃんは早起きして弁当をつくった。
 私服で登校だったので、暑くなるだろうからTシャツと、ボタンダウンのシャツでも羽織らせるかと用意していた。が、息子は着ない。着ろというと、片袖通して身体が傾いたまんま固まっている。
 やつはボタンのついた服がきらいなのだ。
 なんでよ。
 とにかく、ボタンを留める服は着ない。
 とうとうかーちゃんはぶち切れて、好きにせぇ!と怒鳴った。
 タンスから、着たおしてよれよれになってもう小さくなったトレーナーを引っぱり出して着ていった。よりによってそれかよ!写真に残るだろうによ!おい!

 遠足から早々に帰ってくると、おいしかったー!と空の弁当箱を出して、手を洗い、宿題をちゃちゃちゃーっと済ませ、友だちと約束してるからーと飛び出していきそうになったのでおい!と言うと、
 「くつそろえます、ありがとういいます、かってなことしません、5時にかえります、いじょう!」と言い捨てて出て行った。

 と、思ったら帰ってきた。
 待ち合わせがうまくいかず、友だちがいなかったんだと。
 まだどいつもこいつも、ちゃんとしてません。
 あきらめずに公園に遊びに出かけた。

 小学生男子らしくなってきた。
 成長してるのだろうか。
 母はなんか釈然としなくて、腹いせのようにこれを書いている。

 
 

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