2008年4月12日 (土)

大手をふって歩きたい

休日なのに業務関連でとあるシンポジウムに参加の彼女。
ななめ掛けできる、ちいさなヌメ革のかばんひとつで来場。

こういうかばん、昔はポシェットって呼んでいたと思うが、
今はあんまり耳にしない気がする。もう死語なのか?
『ポシェット - pochette(仏語) 肩からさげる、長い紐のついた小型のバッグ』

使い込まれていい色になったこのポシェット(あえて)、購入後約2年。
休日はたいていこのかばんでふらっと出かけるそうだ。

M1

さて中身、基本はサイフ、ハンカチ、ケータイ電話。
あとはカギとリップクリームとコンタクト用品、
今日はちょっと仕事がらみなので、万が一を考えて
名刺入れと口紅が特別に入っている。

飴は、ランチで入った店で食後にもらったもの。

鍵についている天狗キーホルダーは、京都・鞍馬寺の
おみくじだそうだ。
「弟と旅行に行った時に買ったんです。すごく楽しかったんで、記念に」
弟大好きな姉なのである。

財布は元カレに買ってもらったもの、5年使用。
免許などもこの中に入っている。


M2

ケータイには貯きんぎょとちっちゃい人形、ミニペン。
イザ!あ、メモメモ!と思った時にこのミニペンが大活躍。
「ちょちょっと手の甲に書いとけるんですよ」

仕事の日は、書類も入る大きなかばんを使っている。
かばんを変えることで、仕事と休日の気分を切り替えているようだ。
「なんか大きいかばん持つと、仕事してる気になっちゃうんですよね」
小さいと不便じゃない?
「不便ですけどー、こんだけでぽいっと出かけたいんです。
 こう、両手をふって歩きたいじゃないですか、休みの日には」

「そのわりには、両手はポッケにつっこんでたりするんですけどね、あはは」。

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フットワーク軽く


前日から同僚んちに泊まり、そのまま一緒に業務関連のとあるシンポジウムに参加。

くたっとしたやや大きめのかばんは休日用。
休日用かばんはいくつかあって、気分によって変えるという。
仕事用は一つに決めている。
「仕事用はもう、どうでもいい感じで・・・」
書類もつっこむし、痛んでもいいものと割り切っている。

今日は一泊したためいつもより荷物は多め。

N1

メイクポーチは常に持っているもの。しかし中身がいつもと違う。
普段はファンデーションは持ち歩かないが、今日は入ってる。
お泊まりだからほぼフルメイク道具が入っているという。

ピンクのiPodはお誕生日のプレゼント。新婚のダンナ様より。
かなりはまっていて常に持ち歩き、岩盤浴にも欠かさないという。
熱と蒸気でどうにかならないか心配ではある。
ケータイもピンク。
「ピンク好きなんです」 お似合いです。

昨夜の宿泊先の友人から借りたCD。「iPodに入れようと思って」。

白いロエベの財布は、新婚旅行先のスペインにて購入。
本場でゲットである。
かなり分厚い。
運転免許証や職員証なども全部入れているという。

鍵は実家のが2つ、新居のが1つ。
実家のが2つ?自分とダンナ様それぞれの実家の鍵だそうだ。
「えー!ダンナの実家の鍵もってんの!?どんだけ信用されとるん!?」
と同僚は驚く。
そういうもんなんですか?と聞かれ、そういうもんじゃない?と答えたが、私はオットの実家の家の鍵は渡されていない。どんだけ信用されてないのか。


N3

かばんに入らないことはないんだけど、あえて別にしている荷物。
主に着替えが入っている。

「これで3日くらい旅に行けます。フットワーク軽く行きたいじゃないですか」
なんともあっさりした旅支度である。
彼女も見るからにフットワークが軽そうだ。(とってもスリム)
だが、考えてみれば重い荷物を引きずる旅なんて、楽しそうじゃない。
詰め込んだ荷物というのは、あれこれ不安を予測して備え固めた結果だろう。
それが身動きを鈍らせる。

人生も案外、そういうものなのかもしれない。

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移動オフィス

団体職員として勤め上げ、そのキャリアを買われて抜擢
「まあご恩返しだと思って・・・」続投を決意。
今日は休日だが業務関連のとあるシンポジウムに参加。

大きめのしっかりしたかばんから次々と出てくる。
いっぱい入ってますねー。
「でもこれ休日用に軽くしてきたんですけど。通勤用はもっとすごいよ」。

O1


なんといっても目を引くのが商品券。高額だー。
「今日お買い物しようかと思って持ってきたんじゃけど」。
いただきものではなく、ご自身で購入されたとのこと。

使い込まれたキーケース。
親友からのプレゼント。20年ほど経つという。
「使っているうちに革がいい色になってきて気に入って。
 もういまさら捨てられなくなって・・・」

最近買ったデジカメは必携。
仕事で使うことが増えたそうだ。日々のご馳走も撮る。

白の大きなお財布には、カード類、保険証、切手にハガキまで入っていた。
「いつでも手紙が出せるようにと思って」。

黒いポーチは化粧道具。
大判の黒いスケジュール帳は日々のメモに使用。
ペン複数。小倉のWINGで購入した革製ペンケースを愛用とのこと。
「小倉のWINGいいよ。遊べるよー」。

グリーンの革のパスケースは、銀婚式に息子さんがプレゼントしてくれたもの。
ケータイも息子さんからのプレゼントだという。
通話料も息子さん持ち。
なんといい息子に育てられたことか。ぜひ見習いたい。


O3


ケータイストラップはその息子さんがNHK杯に出場されたとき記念に求めた「ドーモ君」。
NHK杯!?
息子さん、フィギュアスケートの選手だったそうです。すごい。

さらに革製の写真入れストラップ。
中を開くと、

O4


ヨン様!!!
冬ソナBS2にて放送時よりはまったとのこと。
「右はチェ・ジウの写真だったけどヨン様に変えました。素敵でしょ〜」。


◎後日追記

上記「小倉のWING」は「小倉のWINS」の間違いでしたすみません。
以下、ご本人からのメールを引用転載。

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私が間違って言ったんだと思いますが、小倉競馬場で購入。
競馬場の入場料が100円(長いこと行ってないので現在は不明。)ですが、
緑が綺麗な競馬場には、子ども達が楽しく遊べるように工夫してあり、
夏のプールだけでなく、毎日ではないですが、ポニーの乗馬教室や各種
イベントを開催。大人向けにも、スターやお笑い芸人のトークショーなどが
ある日も。。。一日飽きないよう工夫が一杯で、テーマパーク顔負けです。
なにより、緑のターフを颯爽と走るサラブレッドは、必見。
パドックでみられる人なつこい愛くるしい瞳にノックダウンされます。
最近の騎手はイケメン揃いですしね。これも目を楽しませてくれます。

1999年改修され、生まれ変わった小倉競馬場。確か改修の3〜4年前
(下の息子が大学に入学した)ころから開催されると毎週のように
通った時期がありました。(夏と冬の年2回(1回開催されると2ヶ月くらい
かな?)開催)嵌っていた頃の思い出?他に小銭入れもあります。

ウインズは、投票券(馬券)を買うだけなので、無料です。
広島にもできましたが、場外馬券投票券の発売所の愛称が「WINS」です。
ちなみに私は、広島のWINSは、2度しか行ったことがありません。
競馬談義はまたの機会に。

息子が二人いるのですが、携帯や銀婚式は長男(次男はまだ学生でしたし
けちん坊)で、スケートのNHK杯出場は次男なんです。長男は、残念ながら
国際大会に派遣されたことがありません。最近では、生徒を引率して、あちこ
ち駆け回っていますけれど。
長男がもし見たら「おいしいところを全部あいつが持っていく!」といかるかも。
どっちも基本的に優しいですけど。

ーーーーーーーー

いい息子さんをもたれてお幸せですね!

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2006年6月 6日 (火)

潔い人生

クリエイティブディレクターである彼女と
仕事の合間にランチをご一緒した。
午前中打ち合わせがあり、そのままランチ。
ランチ後は帰社予定。

飴色のヌメ革が編まれているトートバッグは
マグネット式の留め具があるが、ほぼ止めず
がばっと開いた状態で放り込まれている。
これが、開いて中身を見た状態。


1_2


「あーパンツ置いてきてよかった」

かばんはこれ一つで出勤するのだが、
家から出るときには、この中に
サブバッグがもう一つ入っている。
会社帰りにジムに寄るための荷物で、
その中に替えのパンツも入っている。

会社のデスクの横にサブバックを置き、
仕事仕様になった中身がこれ。

2_3


スケジュール帳、名刺入れ、財布、
チャリの鍵、ケータイ、小ポーチ、
サングラス、タバコ、打ち合わせ資料。

印度綿のポーチの中には、ライターと
「飴ちゃん」が入っている。

基本的に化粧直しはしないので、
化粧ポーチは持ち歩かない。会社にも置いていない。
持ち歩くのはリップクリームのみ。

だいたい中身のラインナップはいつも同じだが、
これに増えるとしたら、新聞や雑誌が加わる。
さらに、いつもはもっとペンの数が多い。
水性サインペンの赤と黒は文字校正などで必携。
今日は必要なかったのでペンケースは
会社に置いてきた。


3_3


このスケジュール帳は仕事用。
休日にはこの手帳がプライベート用に差し替わる。
仕事用の約半分の大きさの手帳。
仕事とプライベートはきっちり分けて管理している。

仕事用とプライベート用と、かばんを使い分けたり
することはほとんどない。
常にこの大きさ・容量のものがベストで、
手持ちのかばんはほぼすべてこの大きさ。

「どこかでモノを買ったときに入らないのがいや。
小さいかばんはどうやって持てばいいのかわからない。
よくあんな小さくて入るなーって感心するわ」

季節や気分によって時々違うものに持ち替える。
気に入って使っていたかばんが壊れたので
最近は専らこのかばんを使っている。


それにしてもシンプル極まりない中身である。
持ち物って生き様が現れるよね、と言うと
「すべて捨てていく人生よね」
さっぱりとした表情で言い放つ様は
男前で素敵だった。

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2006年6月 2日 (金)

愛情爆発

もうすぐ6ヶ月になる男の子のママ。
愛する息子とのラブラブ産休を満喫中。
行動範囲も徐々に広がり、目下どこへ行くにも
ドライブデート、らしい。
この日も車でちょっと遠出、準備万端のかばんの中身。
「えー、そんなたいしたもん入ってないよ」
とごそごそと中身を取り出す。
べビーカーでの移動なので、重くても大丈夫。

Photo_7

ママバッグはアニエス・ベーのショルダーバッグ。
ママバッグとして作られたものではないが、
それ自体が軽く、仕切りやポケットが多く便利そう、
ということで産後に購入。

どちらかというときっぱりと潔い普段の彼女、
ピンクのかばんを持つイメージはなかったが、
息子が産まれたとたん、今まで見たことがないような
スゥィートな表情を垣間見せるようになった。
愛情のダム一挙に放出中、
その甘く幸福なフェロモンがこの色を手に取らせたか。

2_2


息子ケアグッズとママのもの、ひとつのかばんの
仕切りを利用してすべて収納。
内容物の約8割が息子関連グッズ。

3_2

まずはミルク。とはいえほぼおっぱいでよく
長時間お出かけならではの予備用。

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ジップロックに収納されたおむつ数枚、おしりふき、
使用後おむつ収納用の消臭ビニール袋、
小さいポーチの中には綿棒、清浄綿など。
ちいさいベビークリームも見られる。

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ご機嫌とり用のおもちゃ各種。
木でできたがらがら、スーパーなどでもらうビニール袋。
このカサカサいう音が好きなんだそうだ。
黒ネコはシリコンのようなものでできていて、
思ったよりずっとふにゃふにゃとやわらかい。
四つ足で立たせてちょんとつつくと、ふるるるん、
と動く。
旦那様が一目惚れして買ってこられたそう。

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ママ関連グッズ。
必須の母子手帳、ケータイ、財布、ハンカチ、
筆記具、カードケース(?)、デジカメ。以上。

息子の一瞬の表情も逃すまいとデジカメは必携。
うつぶせになるとぐっと頭を上げて「ひこーき!」
その表情もちゃーんとカメラに収める。
名前を呼びつつカメラを構える顔は笑っている。
愛情のダム大決壊である。

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2006年5月26日 (金)

洗練モダンなママ

ちょうど先日1さいを迎えた男の子のママ。
車に乗ってほぼ丸一日おでかけ、のかばん。
ちょうど梅雨の走りというか天気予報では豪雨、
よってベビーカーは断念し、息子も荷物も
すべて身につけて移動する覚悟で臨む。
息子くんはたしか10kg。それに加えかばんを
持つということは、かなりのライトウェイト化、
機能性が求められる。

荷物は2つに振り分けられていた。
一つはトートバッグ、
もう一つはショルダーバッグだ。
どちらも黒が基調、特別ママバッグを意識
したわけでなく、今までも好きで使っていたものを
そのまま使っている、という様子。

1


こちらがトート。主に赤ちゃん用品が入っている。
くたっとした帆布のような素材のかばんの口には
中身を目隠しする布がついている。
ファスナーもなくガバッと一目瞭然。
赤ちゃんとの移動にはとっさの出来事が多い
(というか非常時の連続であるとも言える)ため
必要なものがサッととりだせるのが必要条件。


2_1

これがその中身。
靴下、バンダナ風スタイ(よだれかけ)、体温調節用
のカーディガンなどが見える。
右端は「鼻吸い器」。

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赤ちゃんは処構わず悲しくなったり怒ったりする。
また大人にとっては楽しい時間も、至極退屈だったりする。
そんなときにぱっと取り出し気をそらすための
お気に入りおもちゃ。
最初はガラガラ程度で済んでいたものが、発達とともに
絵本などややこしいものになり品数も増えていく。

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こちらは食事グッズ。
昼間はほとんどおっぱいいらずでよく食べる彼のために
スペシャルランチを持参。
ちいさなコンテナに小分けしてあった。もはや食後。
その他お菓子、ジュース、お茶など。
巧みなジップロック技で清潔に収納。

5_1

こちらがプラダのショルダーバッグ。
主にママ用品が入っているとのことだが、
やはり赤ちゃんグッズに占領されている。
透明仕切り付きビニールポーチに入れられたおむつ、
網状の簡易だっこひも、サイフ、デジカメ、ケータイ、
折り畳み傘、黒いコットンのサブバック、等。

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なにかとあって助かるビニール袋。
まるで着物の腰紐のように
美しく小さく畳まれていたのが印象的。

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「お化粧道具はこのくらいなのよ・・・」
バラで入っていたのはコンタクト用品、
口紅・リップクリーム、黒いのはアイシャドー類(かな?)
お化粧をしなくても見目麗しい彼女ではあるが、
お出かけ時のママのお化粧直しのチャンスは希有である。

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仕覆様ー入れ子の迷宮

若くしてすでに師範のお免状をもたれている
お茶(抹茶・煎茶)のお師匠。

週のうちほぼ半分以上はなにかしらお茶関係の
行事やお教室があるため、必然的にいつもお着物。
かばんも和装用ボストン型バッグなどの登場回数
が多いのであるが、今日はたまたま洋装。
「着たかった鰹縞のきもの、実家に置いてきてしまったので」

Photo_6

ということでかばんはルイ・ヴィトンのアルマ。
大事に使い込まれ飴色になったヌメ革が美しい。

かばんの中身はぱっと見「赤い」。
赤色系の小物ばかりが並ぶ。
「そんなに赤が大好き、というわけでもないんだけど
 なぜか赤いものがふえてしまって」
 
このかばんの中の小物たちは、すべてそれぞれの
入れ物に収まっていると言っても過言ではない。
その様子はまるで「仕覆」のようである。

仕覆とは、大切な茶入れを慈しみ収めるための、
名物切れなどで仕立てた小袋である。

茶人としてやはりお道具の扱いには愛があり、
茶道具のみならず、「大事に仕舞う」ことが
当たり前に身に付かれているのだと思う。

赤い二つ折り財布とポケットティッシュ入れは
いつもはその下のピエロ柄の袋に入っている。
「お金払う時、バッグからこの袋出してそこから
 お財布出して・・・って、けっこう大変なのよね」
さながらマトリョーシカである。

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左は携帯、右はデジカメ専用ケース。
細かなパッチワークは先ほどのピエロの袋とともに
お母様の作品。
お母様も茶に造詣が深く、お道具入れなど
細かな針仕事でいくつも作られている。
おねだり上手の娘にせがまれ
大事なお道具に着物をあつらえてあげる、
大人の着せ替え人形、とも言える愛である。

キルティングされることでふんわりと中のものを
保護して収納できる。
携帯の中国結び風ストラップはご自身の作品。

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こちらはエルメスの小物たち。
小銭入れとスケジュール帳。
小さくてもボールペンが付いていて機能的。
着物用の小さなかばんになったときにも入るため
このサイズが重宝されている様子。


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こちらは懐紙挟み。
お茶席で使うためだけでなく、
「なにかと便利なのよ。ちょっと心付けをお渡しする
 ときにポチ袋の代わりに包んだり」。


5

風呂敷を改造して作られた小袋。
荷物が増えた時用のサブバッグとして利用。
畳めばくたっと小さくなって
かばんの中でかさばらないのがいい。

かばんを変えるときにも、これらのラインナップは
ほとんど変化しないそうだ。
かばんの中身を入れ替える際、たいがいなにか
移し忘れて「あ!ない」ということが起こるが、
こまごまとしたものは小袋に仕舞われているので
かばんの移し替えも楽そうである。

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2006年5月25日 (木)

かばんの中身とは


かばんの中身には、
その人の暮らすテクニックが詰まっている。

それは、仕事かもしれない。
子育てかもしれない。
日々をよりよく暮らすために
一番近くで必要とされているものを
持ち運ぶかばん。

その人にとってはそれが当たり前でも
誰かにとっては
驚くべき工夫だったり気付きだったりする。

暮らしの智慧をシェアするために
あなたのかばんの中身、見せてください。

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