潔い人生
クリエイティブディレクターである彼女と
仕事の合間にランチをご一緒した。
午前中打ち合わせがあり、そのままランチ。
ランチ後は帰社予定。
飴色のヌメ革が編まれているトートバッグは
マグネット式の留め具があるが、ほぼ止めず
がばっと開いた状態で放り込まれている。
これが、開いて中身を見た状態。
「あーパンツ置いてきてよかった」
かばんはこれ一つで出勤するのだが、
家から出るときには、この中に
サブバッグがもう一つ入っている。
会社帰りにジムに寄るための荷物で、
その中に替えのパンツも入っている。
会社のデスクの横にサブバックを置き、
仕事仕様になった中身がこれ。
スケジュール帳、名刺入れ、財布、
チャリの鍵、ケータイ、小ポーチ、
サングラス、タバコ、打ち合わせ資料。
印度綿のポーチの中には、ライターと
「飴ちゃん」が入っている。
基本的に化粧直しはしないので、
化粧ポーチは持ち歩かない。会社にも置いていない。
持ち歩くのはリップクリームのみ。
だいたい中身のラインナップはいつも同じだが、
これに増えるとしたら、新聞や雑誌が加わる。
さらに、いつもはもっとペンの数が多い。
水性サインペンの赤と黒は文字校正などで必携。
今日は必要なかったのでペンケースは
会社に置いてきた。
このスケジュール帳は仕事用。
休日にはこの手帳がプライベート用に差し替わる。
仕事用の約半分の大きさの手帳。
仕事とプライベートはきっちり分けて管理している。
仕事用とプライベート用と、かばんを使い分けたり
することはほとんどない。
常にこの大きさ・容量のものがベストで、
手持ちのかばんはほぼすべてこの大きさ。
「どこかでモノを買ったときに入らないのがいや。
小さいかばんはどうやって持てばいいのかわからない。
よくあんな小さくて入るなーって感心するわ」
季節や気分によって時々違うものに持ち替える。
気に入って使っていたかばんが壊れたので
最近は専らこのかばんを使っている。
それにしてもシンプル極まりない中身である。
持ち物って生き様が現れるよね、と言うと
「すべて捨てていく人生よね」
さっぱりとした表情で言い放つ様は
男前で素敵だった。
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コメント
こんにちは。
あめ色のカバンの中身、すっきり具合が
持ち主の心がけを表しているようで素敵ですね。
私は20代後半会社員です。
OLというより会社員だ、と自覚してから
女らしくかっこよくありたいと考えるようになりました。
毎日PCバッグと小バックを抱えて出勤です。
PCバッグは男性ものは種類も豊富ですが、
女性ものは少なく、あっても極端に甘めだったりします。
ゴツすぎず、甘すぎない、
そんなさっそうとした方のかばんの中身、見せてください!
投稿: となこ | 2006年8月 3日 (木) 21時51分