大手をふって歩きたい
休日なのに業務関連でとあるシンポジウムに参加の彼女。
ななめ掛けできる、ちいさなヌメ革のかばんひとつで来場。
こういうかばん、昔はポシェットって呼んでいたと思うが、
今はあんまり耳にしない気がする。もう死語なのか?
『ポシェット - pochette(仏語) 肩からさげる、長い紐のついた小型のバッグ』
使い込まれていい色になったこのポシェット(あえて)、購入後約2年。
休日はたいていこのかばんでふらっと出かけるそうだ。
さて中身、基本はサイフ、ハンカチ、ケータイ電話。
あとはカギとリップクリームとコンタクト用品、
今日はちょっと仕事がらみなので、万が一を考えて
名刺入れと口紅が特別に入っている。
飴は、ランチで入った店で食後にもらったもの。
鍵についている天狗キーホルダーは、京都・鞍馬寺の
おみくじだそうだ。
「弟と旅行に行った時に買ったんです。すごく楽しかったんで、記念に」
弟大好きな姉なのである。
財布は元カレに買ってもらったもの、5年使用。
免許などもこの中に入っている。
ケータイには貯きんぎょとちっちゃい人形、ミニペン。
イザ!あ、メモメモ!と思った時にこのミニペンが大活躍。
「ちょちょっと手の甲に書いとけるんですよ」
仕事の日は、書類も入る大きなかばんを使っている。
かばんを変えることで、仕事と休日の気分を切り替えているようだ。
「なんか大きいかばん持つと、仕事してる気になっちゃうんですよね」
小さいと不便じゃない?
「不便ですけどー、こんだけでぽいっと出かけたいんです。
こう、両手をふって歩きたいじゃないですか、休みの日には」
「そのわりには、両手はポッケにつっこんでたりするんですけどね、あはは」。
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