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2006年6月20日 (火)

凍るか、煮え立つか


先日、ある方と久しぶりに食事。
そこで、直接説教、というのではないが
かなり喝をいれられた。
で、おまえはどうするの?と
わたしは迫られているように感じた。

それはうすうす、自分でも考えていたことでもある。


幾度か会社を辞め、いくつかの会社に勤めた。
そして独立して、いまはひとりである。

辞めた理由はその当時様々にあったが、
衝動に近いものに突き動かされて
今に至っていることは確かだ。

ひとりになって、会社に属するメリットとデメリット
改めてよく分かる。

なんといっても、誰のせいにもできない
今の状況は潔い。
どうなっても、すべて自分のせいなのだ。
自分以外の誰かに煩わされていた頃に比べて
精神衛生上この上なくよい。

しかしひとりのさみしさも身にしみる。
会社にいたときには、たとえコミュニケーション不足
(あるいは不能)のスタッフばかりだったとしても、
自分以外に目があり耳があり、
なにかしら情報が出入りしていた。

ひとりになったとしても、会って話せばいいことだ
と思っていたけれど、
いやあお元気ですか調子はどうですか
という話しをしても
ほぼ何の風も吹かないと知る。
話しをする=仕事をする
仕事をしないとなにもはじまらないのである。

そんなことがしみじみと分かってきたころ
自営する夫にふと漏らすと、
「なにをいまさら。
 ひとりでやるってことは、
 恐ろしく自由で孤独なんだよ」


ひとりで仕事をする物理的心理的体制も
ようやく整ってきた今、
宙ぶらりんのぬるま湯のなかで
じっとしている自分を知っている。

そこに、冒頭の出来事。

ここでこのままじっと待って
凍るのか、煮え立って喰われるのか、
それとも、
とびだしていくのか。

すべて自分で決めることではある。

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コメント

>凍るのか、
>煮え立って喰われるのか、
>とびだしていくのか。

もうひとつ
元に戻る
という選択肢はないでしょうか?

-復帰を切望している元同じ釜の飯ビト-

投稿: 同じ釜のメシ | 2006年6月30日 (金) 09時32分

同じ釜のメシさま
ありがとうございます。
そう言っていただける方がいらしゃることが
うれしいです。
また、お手伝いできることがありましたら
いつでもお声をかけてくださいね。
よろしくお願い致します。

投稿: はなみ | 2006年7月 7日 (金) 12時25分

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