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2006年7月20日 (木)

東京

知人が東京に行くことが決まった。
広告界ではその名を知らぬ人もないような
大御所といわれる人の事務所で
仕事をすることになったという。

ほんとうにおめでとう!
すごい、と思う人のそばでその仕事が見たい
すこしでもその人に近づきたい
そんな純粋な情熱の力が通じて
じゃあおいで、ということになったんだと思う。

東京。
やはり東京発信の情報が圧倒的で、
広告に至ってはいわずもがな。
広島とは比べ物にならない質と量がそこにはある。
その、東京の、トップクリエイターたちの仕事、
想像するに
断崖絶壁の突端に裸足で立って、
奈落の底を覗き込むような
ひょ〜〜〜〜う・・・
しびれるような日々なんだろう。


いいなー。
うらやましい。
よく切れる刃物で、真剣勝負がしてみたい。


どうして東京に行かなかったのか?
チャンスは何度もあったはずだ。
しかし地元の大学に進学し、
地元の会社に就職した。
辞めてもなおここにいる。

それは、生まれ育った土地への執着もあるし
無知だったからであるし、
あきらめて考えないようにしていたからでもある。
また、「ここ広島で」「ここに住む人に」
という前提でする仕事が多かったこともある。

広島では、いいな、すごいな、と思うものに
近づいてこの目で見てきた。
そして、
もう、けものみちをゆくことにした。

東京に行きたいか。
うらやましく感じていることは確か。
なにがうらやましい?
しびれるような仕事?
野心?
オットと子どもがいるから行けない?
じゃあ独身だったら行ってる?
心に問う。


10年くらい前に読んだ、
「いいちこ」のアートディレクター
河北秀也氏が書いたものの中に、
地方の山の中で暮らし、テレビも見ない
そんな友人と久しぶりに会って話しをしたが
なんの時差も距離も感じなかった
というようなことが書かれていた。

自分もそうありたい。
わたしはそれをここで目指す。

東京に行く人よ、
得難い時間の中で
火花を散らしてどこまでも進んでください。

いつか広島に帰ってきた時、
同じ速力で風を切る
豊かな感情で一緒に仕事をしましょう。

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