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2006年9月20日 (水)

しびれる

暇である。


とはいえ、日々なにかしらぼそぼそとやっており
そろそろ次のヤマが動き出すので
その準備にも入っている。

独立して半年が過ぎ、自営の意味を今
しみじみ知る日々である。

忙しくて夢中になりやがて終わり請求する。
して、その支払いは翌々15日、だったりする。
その間入金はない。

そんなの分かっていたはずだけど、
毎月定額収入がないということがどういうことか
寒々と実感する。

これが、こううまく重なっていき
毎月多寡あれどもなにがしか入金があるようになれば
精神的にもぜんぜん違うんだろう。


声がかからない状態というのは、恐ろしく孤独だ。
自信がみるみるしなびていく。
焦りもある。
やっぱりもっと営業すべきかなどと考える。

そんなわたしを見かねてオットが言った。
「ぼくがきみに言われて一番救われた言葉は、
だったらいろいろ勉強できるじゃない、だった」


オットは美容師である。4年前、自分の店をオープンした。
街中にあるのだが看板はなく、
入り口の木のドアにも店名すらない。
広告宣伝はなんにもせず、
それでもありがたいことに4年続いてきた。
オープン当時、お客さんが少ない日は
どーんと落ち込んで帰ってきていた。
借金返済、諸処への支払い、これで果たしてやっていけるのか?
口にはしなかったけど、
「しびれる」
そんな感覚だったそうだ。
そんな時、わたしは彼にこういった。
「お客さんがいないときはチャンスじゃない、
雑誌めくったり街に出たり、いろいろ勉強できるじゃない」

焦りや不安から、闇雲に広告出したり
声をかけまくったり
本来の思いと違うことをしないでほしいと思ったからだ。


めぐりめぐって今度は自分の番である。
そうだった、そうだったよ。
本来の思いと違うことをしてはいけない。

広告も宣伝もせず看板もださない店が続いてきたのは、
今日この時接するお客様に最大の満足を、
そうやって日々作り上げてきた信用によるのだろう。

わたしの仕事も同じことだ。
どんな仕事も真剣勝負、
他の人でもできる仕事でも
わたしだったらどう、より良くできるか。
これに負けたら次はない、
高校球児のような気持ちで取り組んでいる。

焦りもある、不安もある。
それでも今できることに最善をつくす。
笑いながら、楽しみながら。
そうしていたら、いつのまにか
Sunariの自信になってゆくのだろう。

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