NHK TR公開収録 エドツワキ
10月8日(土)広島市郊外の丘の上のカフェレストランにて
NHK「トップランナー」の公開収録があった。
応募し、観覧券が届いたので見に行ってきました。
イラストレーションで最新モードの魅力を伝える
ファッションイラストレーションの分野で
日本における先駆けとなり、世界中から注目を集めている
アーティスト、エドツワキ氏(TRHPから抜粋)。
ファッション誌の華やかなグラビアページに、
有名モデルのスチールに負けない
イラストレーションの世界をつくりだす
広島出身の彼が、どのようにして
今に至ったのか興味があった。
詳しい話しは11月5日(日)19:00からの
放送を見ていただくとして。
小さい頃から絵を描くことが好きで、
高校生の頃は、雑誌を切り貼りして
オリジナルのカセットレーベルを作ったりして、
イラストで喰っていきたいという思いは
最初からあったそうだ。
挫折感を味わいたくなくて美術学校に行かず
我流、自分だけを信じ、自信があった。
世の中に流通しているイラストを見て
これならやれると思った、そうだ。
山崎まさよしの「メヌエット」という曲の
自らを疑わず羽ばたく旅鳥は最果ての地へ
という歌詞を思い出した。
知りたかったのは、クリエイターとして
100%自分が作りたいものをつくる個展はともかく、
なんらかの人の介在する広告などでは
どのようなやり取りをしているのかだった。
まず、お題を聞いたときにすっとイメージできる
ものはできる、
いくら考えてもイメージできなければ断る、
という簡潔なものだった。
あれこれとパーフェクトな指示をするオーダーは
べつに俺じゃなくてもいいと思うし、
すべておまかせ、はあり得ない。
後で必ず直しがくるから。
まずは鉛筆によるスケッチで確認、
OKならばコンピューターで描き上げる
それ以降の直しは一切受けない、
そうだ。
いとも簡単に話しているけど
その明確なジャッジの裏付けとなる
経験値と自負自信はすごいなと思う。
トレンドは変わってゆくし
万物流転
変わっていくことを自分に許しているんだ、
自分にはもっと違うものがあると。
「ブレイク知らずですよ!」と笑っていたけど、
ずっと、ずーっと
探し続けてきてこれからも探していくんだなあ。
客観的視点とチャレンジと自信、自己肯定感。
ちゃんと自分のものにするのは容易いことではない。
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