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2006年12月17日 (日)

冬の旅 植田正治写真美術館

先日、山陰方面に旅してきたのでそのことを。

朝6時出発。真っ暗だ。
ぼそぼそと雨が降る高速を北へ走る。
濃い霧がたちこめる中、少しずつ明るくなり
葉を落とした広葉樹のシルエットが美しく見えてくる。
こうやって朝を見届けることは普段ほとんどない。


10時少し前、米子自動車道 溝口I.C.を下り、
大山山麓の道を少し走り、植田正治写真美術館に到着。

生憎本日休館日。作品を見ることはできなかった。

建築家・高松伸デザインの特徴ある外観は
雨で濡れていた。
5,6年前に来たときには切れそうにシャープな存在感だったが、
それだけの時を経たのだと思わせる変化を見せていた。

Ueda1

Ueda3

12月に入って一度雪が降ったのだという。
大山も山頂付近が白くなっていた。


午前中は霧に煙ってしっとりしていたが、
午後からはだんだん晴れて行った。


Ueda4

夕方、「大山まきばみるくの里」まで上がってみる。
車で10分少々の場所だ。
とはいえ、標高はぐっと高くなり、空気も澄む。

濃厚なソフトクリームを期待して行ったが、
頑丈な雪囲いの板が打ち付けて閉めてあった。
数日前から休業したのだそうだ。
牛も寒いので牛舎に帰っている。

残念だったけど、ちょうど夕日が。

Yuhi1

中海の、美しいカーブを描く海岸線が見える。

Yuhi2

同行の「空好き」は
「いい!すごくいい!これが見られてよかった!」
と、ケータイのカメラのシャッター音を響かせる。


Yuhi3


帰りの車窓からも、元旦初日の出みたいな夕日が見えた。
あわててカメラを取り出すけれど、
どーもシャッターチャンスを逃してしまうタイプ。
「おるおるそういう人」。


松江市内の宿から見た宍道湖夕景。
これと同じ景色を眺めながらつかる風呂は最高でした。


Yuhi4


植田正治写真美術館

〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

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