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2007年7月14日 (土)

言葉をもつ


わたしを知ってる人は知ってると思うが、
まあ、よく喋る。
がっはっはーげしげしとおっさんみたいに笑う。
だがそれは照れ隠しだ。(嘘つけ!という罵声が聞こえる)


仕事ができる人のイメージは、こう、無口で
黙々と思索にふけり、煙草をくゆらせ、
そして、すっと出されたものが
「・・・おおー・・・」と感嘆を呼ぶ。
、であった。
誰がモデルというわけでもないけど。

だから、饒舌な人には最初から不信感を抱く。
大きな自己矛盾があるのだが、仕方がない。
ぺらぺらとよく喋るやつは口先ばっかで、
仕事ができそうに演出してるだけだと思っていた。
びしーっと首が切れそうなぱりっぱりのシャツにスーツで、
名刺の裏表にきらびやかな経歴が踊り、
そういう人たちはたいてい、顔に「ビジネス」と書いてあって、
ぎらっぎらして自分が一番好きなのだ。

そんな人間にはなりたくないと思っていたら、
そういう人たちがやる仕事がまわってきた。

まずは人心の掌握、先制的な言葉で絶対の信頼を。
なんてできるわけがないじゃんか。
くるくるパーマ頭の、麻のしわしわシャツの、
サンダル履きのこの人、
「・・・・大丈夫なのかしら・・・???」
私でも心配になります。


毛嫌いしていた仕事が巡ってきたということは
ここで私は何かを学ばなくてはならない段階に
来たということなんだろう。
アウトローな自己満足ではない、
きちんと通用する言葉を持ちなさいと
いうことなんだろう。


押し付けるのではなく、発見して、
無力感を取り去り、自信を持って闘い、
存在理由にふさわしい職務を全うできる。
その、伴走者として、
水だのバナナだの
いろいろ渡していきたいと思う。

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