「茶の環」が紹介されます
ブランドの誕生からお仕事させていただいている
「茶の環」 の抹茶バターケーキ
「しっとり仕立ての抹茶満月」が、
6/15(月)放送予定の「人生が変わる1分間の深イイ話」で「うまイイもの」として登場します。
スタジオ収録に上京された社長様からはガッツポーズが。
さあ果たして「満イイ」(とは言わないのか)成るか!?
広島は実は全国でもワースト上位を競うくらい、お茶の消費量が少ない県です。
お茶の産地が県内にほとんどないことや、珈琲や紅茶の文化が進んでいることなど、いろいろ原因は考えられるのですが、そこで商うお茶屋さんはとても悩ましい。
お茶をあんまり飲まない土地で、どうやってお茶を売るのか。
株式会社駿河園の大淵社長は、知恵と機動力で商売を発展させておられます。
今から3年ほど前、「世の中の抹茶スイーツは偽物だらけや」と憤慨。
(お抹茶は製菓原料としては高いのでほんの少しだけ使い、あとはクロレラなどの色素や香料で抹茶たっぷりっぽくしてあるものが多いのです)
お茶屋の意地で、ほんまもんの、最高に美味しい抹茶スイーツを作る!として立ち上げられたのが “抹茶の、贅沢” 「茶の環」 だったのです。
産地ではないからこそ、全国どこの産地のお茶にも通じることができる。
また、京都・宇治で茶鑑定日本一に3度輝いた凄腕の茶匠との出会いもありました。
茶鑑定名匠・森田治秀さんは、抹茶は抹茶でも、そのスイーツに合う抹茶をブレンドし創り上げます。乳脂肪が多いチーズケーキに合う抹茶と、あんこに合う抹茶は違うのです。焼いてもなお鮮やかな色があせない有機抹茶をセレクトしたり・・・その素材との相性を見極めブレンドする技術には舌を巻きます。
その抹茶(高いんです・・・お濃いでいただいても十分美味い)をどさどさーっと贅沢に使うんですから、抹茶の香味はどんな抹茶スイーツにも負けません。
肝心の、スイーツの方も美味い。もともと美味しいチーズケーキやバターケーキに美味しい抹茶を合わせるわけですからね。
でも、粉末の抹茶を大量に使うことで、味のバランスや焼き上がりなど、ものすごく調整しなくては完成しなかったそうです。パティシエの方々は皆さん一様に「大変だった!」とおっしゃってました。
長くなりましたが、お茶屋の意地と茶鑑定名匠のプライドとパティシエの根性が三つ巴になった・・・なんだか書いてて暑苦しい感じですが、とにかく他にない抹茶スイーツです。
今度の番組ではどんなふうに紹介されるんでしょう。私も楽しみです。
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コメント
この度は、ブログに書いていただきありがとう。
テレビの結果はいえませんが、茶の環に対する強い思いは伝えられたと思います.多くのすばらしい仲間たちのおかげでここまで来れたのだと感謝しております。まだまだ、始まったばかりですが、何とかお世話になった皆様にお返しが出来ればいいなと考えています.本気で本物を創って知ってもらえるほどうれしいことはありません.これからも温かい眼でおつきあいをおねがいします。
投稿: つるがえん | 2009年6月 8日 (月) 11時50分
へぇ
広島市内にそんなお茶屋さんがあったんじゃね
今まで知らんかった、、、
自家製杏仁豆腐を作るときは必ず杏仁粉100%を使うけど、世間にあるのはアーモンドで代用したモノばかり
尾道の某茶商さんに出会わなければ、煎茶の魅力を知ることもなかったから、やはり地道に熱く(暑苦しく?)『お茶』の魅力と可能性を伝えてくってことは大事ですよね
投稿: ろびん | 2009年6月15日 (月) 09時03分
つるがえん(笑)様
おめでとうございました!しかし会社はてんやわんやですね。うれしい悲鳴とはこのことですね。
しかし検索ワードに「つるがえん」ってあるのがどうも・・・
引き続きよろしくお願いいたします。
ろぴんさま
駿河園さんはお茶屋さんといっても小売りというより卸しが多いので、スーパーなどで商品を見る感じです。
尾道の某茶商さんのように人と直接対面して語る場をあまり持たれていないので、「茶の環」がそのチャレンジだったのです。
ともあれ、お茶にかける思いは同じで、どのような形にしろ美味しいお茶を見直してほしいと思ってがんばっておられます。
そういう心意気に感じて、旨ーいお茶とかスイーツがいただける、うれしいことですね。
投稿: sunari | 2009年6月16日 (火) 17時50分