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2012年4月24日 (火)

NHKカルチャーセンターで中国茶講座、はじめます

 実はこの4月から、広島のNHKカルチャーセンターにて中国茶の先生をすることと相成りました。

 昨年、とある方から「寺本さーん、中国茶の先生せん?」とお声掛けいただきました。
 某先生から「とにかくすべての依頼は引き受けること」とクギをさされておりましたので、やらせていただきますと即答し、推薦していただき開講となったのでした。

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 先生か・・・

 「話す温泉♨いい茶だな」では、温泉茶家元として勝手気ままに茶を振る舞って遊んでおりますが、一体何をお教えすればよいのか・・・
 

 思い起こせば今から十数年前、旨いものに目がない友人が台湾土産のお茶を淹れてくれました。

「・・・なんなんだこのお茶は・・・!?」

 それは凍頂烏龍茶だったと思います。水色(すいしょく)は澄んだ黄緑色なのに、花のような香りと濃厚な旨味が飲んだ瞬間にわーっと広がりました。

 烏龍茶は茶色くて苦いものと思っていたのに、目から鱗がぼろぼろおちて、その香りにくらくらと虜になり、茶馬鹿の類が茶馬鹿の友を呼んで、なんかもう、アホな茶飲みにのめり込んでいきました。

 「中国茶アドバイザーの試験受けない?」と先生に誘われ、ペーパーテストの勉強や、ブラインドでのテイスティングなんか熱心にやったなぁ。
 茶藝の実技のためのチャイナ服着たまんま新幹線乗り遅れそうになって東京駅を疾走したり、「うわぁアゲハの幼虫の匂いがする!」などというむちゃくちゃな表現力を鍛え上げたのだった。

 そのときから今まで、製法や淹れ方、飲み方や楽しみ方を教えてくれたいろんな「先生」に出会いいろいろ教わりました。
 めちゃ飲みのあの時代、今から思うとちょっとないずいぶんいい茶をいろいろ飲ませてもらったんだなあと思います。
 その当時のハードな茶飲み友達は今でも半端ない茶飲み馬鹿(褒め言葉)で、先日久しぶりに集まったら都合8種類のお茶を飲んでいた。1種類につきもったいないからたいがい10煎は淹れるので、何回蓋椀を振ったことか。平気な顔で次々杯をからにしていく様子はほんまアッパレ、
 って話がそれましたが、そうやって「教わってきた」日々を思い返します。
 それはなんといっても、楽しい日々でした。

 
 まあ、私より中国茶に詳しい人、技能が勝る人、センスの良い人はゴマンとおられるわけです。
 ですがご縁をいただいて教室を持たせていただいた。
 やるからには、
 なんか偉そうにスゴそうにするのではなくて

 「はー・・・おいしいわ〜〜」

 みたいな教室にしたいと思っています。

 推薦してくださった方も、
 「→そうよね。そこそこ。変な話、というかホントのところ、寺本さん推薦のカギもそこなわけ。いれ方だけ教える窮屈な教室はどうでもええ、と思うんよ。
 金曜はしっかり楽しんできて下され。寺本さんが楽しまないと生徒さんも楽しめないからね。」

 と声をかけてくださった。ありがたい。
 
 楽しんでやりますよー。うまーいとめろめろにさせますよー。

 毎月第3金曜のお茶の時間から夕方まで。
 ご興味あればぜひ、一緒にお茶しましょう。


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