気が利いてる
ふらっと寄ったお店での立ち話にて。
だんな様のお仕事について行ったら、おつかい頼まれたのだそうだ。
撮影の現場で
「テグスがいるよね・・・」
ということになったそうだ。
「えーっと、それは・・・百均にある!いってきます、って買いに走って」
無事テグスをゲットして戻ったのだそうだ。
そこまではまあ、誰でもできる。
「しかも、太さ違いで3種類、それぞれ二本ずつ」
買ってったんだそうだ。
これが、できそうでできない。
1を聞いて、10思う。
撮影アシスタントのご経験はないのではなかろうかと思うのだが、
ご夫婦だからというのは割り引いた上でも
やっぱり気が利いておられるな
と思ったのだった。
そういう気が利く方は、なにをやってもたいがいうまいと思う。
お仕事は、「いかに気が利くか」でできている。
・・・いや、日常生活のほとんどすべてがそうだとも言える。
気が利かないと、命を落としかねない。おおげさではなく、そういう時代に生きている。
そういうのは、どうやって鍛えればいいのだろうか。
「持って産まれたもの」というのは簡単だけど、
きっとどっかで育って、育ててきたもののはずだ。
それにしても
そういう、「気が利く人」の気が利く話は、
聞くだけでも爽やかにしてくれる。
実利以上のご利益がある、そういう人は自他ともしあわせだと思う。
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