« 『爆笑サイエンスカフェ⑤』【知りたいがスパーク】  | トップページ | 『爆笑サイエンスカフェ⑦』【進化するカフェ】 »

2013年6月25日 (火)

『爆笑サイエンスカフェ⑥』【科学はライブ!】 

6

2013年6月11日(火)付中国新聞朝刊・文化面掲載
※中国新聞社に転載の許諾を得ています。

ーーーーーーーーーーーーーー
(下記は自分の中での最終版。掲載文章とは若干ちがいます)


『爆笑サイエンスカフェ ⑥』 【科学はライブ!】 寺本紫織

 「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞を2度も受賞した小林亮先生が「計算するアメーバの不思議」と題して話した第19回のときのこと。下見の際、床のケーブルや見え方に的確な指示を出す先生にスタッフは目を丸めた。「そんなん、ライブやってたら当たり前やん」そう、小林先生はギターを抱えた科学者なのだった。

 各地で何度もこのネタで話し、どこで観客の笑いを誘うか、まさに計算された講演はお手の物だったが、「今回はピン芸じゃないし、落語家が漫才やるようなもんやで」そうですねぇ・・・「まあ、なるようになるやろ、やってみよか」ということで本番。

 予定していた会場がアクシデントで急きょ大会議室に変更になったが、スタッフの適応力により、長机にパパッとテーブルクロスが掛けられ、たちまち心地よい雰囲気になった。多くの方が来場し、飲み物片手にくつろいでいる。さあ、楽しいサイエンスの時間ですよ。

 スライドを見ながら話し始めると、先生が寺本の言葉をよく聞いてくれているのに気がついた。いつもなら噛み砕いて説明するところを、ポイッと投げて寺本に拾わせた。二人の掛け合いがいい感じでリズムを刻みはじめた時、来場者の興味がぐっと前のめりになるのを感じた。

 後日「ここでこうきてほしいなぁ、というところで必ず期待通りに絡んでもらえて、とても調子がよかったです。また次のカフェが楽しいライブになることを祈っています」とメールをいただいた。あまりに調子がよくて、とうとう小林先生とほんとのバンドを組むことになったのだが、それはまた別の話。

|

« 『爆笑サイエンスカフェ⑤』【知りたいがスパーク】  | トップページ | 『爆笑サイエンスカフェ⑦』【進化するカフェ】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『爆笑サイエンスカフェ⑤』【知りたいがスパーク】  | トップページ | 『爆笑サイエンスカフェ⑦』【進化するカフェ】 »