「話す温泉 ♨ いい茶だな」
2013年9月19日 (木)
2013年7月30日 (火)
「サタデーナイトティーバー!」
うまい茶をみんなで囲んだら
アツい会話が湧いてあふれて掛け流し。
土曜の夜のエキサイティングな「お茶ベり」トークライブ、開催!
♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨
“うら袋”の素敵ショップ「じぇねらるすとあ84」が、8/4に3周年を迎えます。
こりゃ、めでたい。
それにかこつけた(笑)お祝いイベント、
それが「サタデー・ナイト・ティーバー」。
3周年イブの土曜の夜を、「お茶ベり」で楽しもうというわけです。
で、集まってお茶飲んで、何話すの?
温泉茶はかれこれ2年前、84さんと出会って始まりました。
どこか心地いい場所でお茶を淹れたいなぁ、と思っていた頃。
2、3度買い物したことがあったものの、
そんなに親しくもなかった84さんに
「あのう、ここでお茶を淹れるイベントさせていただけませんか?」と。
「・・・・いいですよ。 いつにします?」
あまりのオープンマインドにたまげたのでした。
84さんに「へぇ、いいですね」と面白がってもらって、
「話す温泉♨いい茶だな」は生まれて育ってきたのです。
そうやって眺めておりますと、間もなく3周年を迎える84さんは
そんな風な出会いがたくさんあって、
さまざまな“すご腕”と一緒に
いろんなモノやコトを生み出してきたようです。
「ブリッジハンガーラック」「84棚」「ボノベーグル」「壁のくじら」「折々のポスター」「温泉茶」・・・
84さんのお店の中で《素敵ビーム》を放っているものの数々・・・
どこでどうやって出会い、どういう会話を経て、それらは生まれたのでしょうか。
84の「素敵!」をつくり出してきたそういう方々に、
メイキング裏話を伺ってみたい。
淡路島からは、洋鍛冶 長命佳孝氏が茶飲み話に来られます。
さしものかぐたかはしの高橋ご夫妻、
ボノベーグル、温泉茶デザインの関浦ご夫妻、
サタデーナイトティーバーの「踊らにゃソンソン」フライヤーを作ってくれた
オリシゲシュウジ氏
そして、84店主大田氏・・・etc,etc・・・
サタデーナイトに84大集合、となりました。
筋書きのない「茶飲み話」、どっちに転がっていくのでしょうか。
84さんの「3周年記念特典映像」や、まさかの「NG集」一挙公開!
そんな感じの「サタデー・ナイト・ティーバー」になる予感。
さらには、それぞれの道のプロが、ものを作る時なにを考えているのか、
クリエイティブの頭脳にダイブできたらいいなと思っています。
うまい茶は、その場の人々をすっと丸裸にしちゃう、
不思議な力があるように思います。
みんなでうまい茶をすすりながら、一緒に“お茶ベり”しませんか?
なにかとイベントの多い土曜の夜ですが、お待ちしてます!
2013.8.3(土)《「84」3周年イブ》
19:30 open 20:00 start (22:00終演予定)
入湯料1,500円 旨い茶掛け流し(いろんな種類をどんどん淹れます)
お持ち帰りできる「オリジナル茶杯」付き!
2013年4月30日 (火)
「温泉茶♨×84 うら菓子博2013」
「ひろしま菓子博2013」が開催されています。
開催前から、みんな知ってることを持ち寄ってひそひそ話しますが、なんだかよくわからない。
なんか、混雑したところで並んだりして、つかれるのは、いやよね、みなさんそうおっしゃいます。
そうだ、GENERAL STORE 8 4さんの目利きでセレクトしたお菓子を、おいしいお茶と一緒に、ゆっくり座って楽しめる「うら菓子博」をやろう。
表・菓子博の開催場所は「旧広島市民球場跡地、広島県立総合体育館とその周辺」とある。
市民球場跡地が太陽だとしたら、84のある「裏袋」は海王星くらいだろうか。ギリギリセーフ。
などと、冗談話に勢いがついて「温泉茶♨×84うら菓子博」開催の運びとなりました。
どしゃ降りの上がった水曜午後、行ってきました表の方に。
ひとまず、会場をひとめぐりします。
(そのリアルタイムレポートはこちら)
そして、「全国お菓子バザール」へ。
買い物カゴにどつき倒されながら、84「菓子王」が厳しい目でセレクトしていきます。
裏面表記をちら見して秒殺でセレクト。さすが「菓子王」。
ここでセレクトしたものだけではなんとなくもの足らない。
いくつかオリジナルお取り寄せをして、当日に備えます。
さて「うら菓子博」当日。
セレクトした銘菓の数々が、ずらっと並びましたよ。
日本三大銘菓のうち、二つがお目見え。ばばーん。
博覧会っぽいウキウキ感を演出。
「にぎわい温泉茶ゾーン」のお茶は「話す温泉♨いい茶だな」が担当。
いつもの温泉茶とちがい、気ままにいろんな種類のお茶を掛け流しで淹れていきます。
この美しい緑の葉っぱはお茶の新芽なんですよ。
嬉野からやってきた「ゆたかみどり」さんです。
朝、デパートのお茶屋さんでお抹茶を調達したとき、見つけておねだりしてひと枝分けてもらってきた。「中島美香園」さんありがとうございます。
どれにしようかな〜。「Now playing・・・」お茶DJ的。
さあ、お客さまが続々いらっしゃいます。
「おひとり様、3銘柄まで召し上がっていただけます。お持ち帰りも可。決まりましたら菓子王にお声掛けください。お取り分け致します。」
うやうやしく白手袋をした菓子王がお菓子を取り分けます。
最も働く王様、それが菓子王。
迷いにまよって3種類。「わあ、おいしい〜」
そして今回、話す温泉茶としては一大発表が。
洋鍛冶 長命佳孝氏にお願いしてつくっていただいた
「野生温泉茶舟」のデビューなのでした。
それがこちら!上からどうぞ。
茶壺を囲んで足湯でもしているかのような、野生の動物たちのおだやかな顔。
「ちょっと近くで見せてください」「かわいい!」「すてき・・・」
大絶賛いただきました。わーいわーい。
話す温泉茶の家宝です。
スイーツ姫に負けじと「プリンセス甘味」としておもてなしする寺本。
84のお母様に「あなたぁ、後ろから見たらたしかにプリンセスよ!」と。
頭に自作のケーキカチューシャが載っておりますが、これが思わぬ好評を博した。
「きゃあ!かわいい!一緒に写真撮らせてもらってもいいですかぁ?」
と、とても美しい女子と記念撮影までさせていただいた。
おそるべしスイーツの力。
今回温泉茶としては初めて「お抹茶」もお点てしました。
和菓子にはやっぱりお抹茶が合いますもんね。
とはいえ、「温泉流」いい加減点前なので、アウトローな感じ。茶杓も裏の土手で調達してきた桜の枝をちょっと削りましたがほぼ枝。
お点てしたお茶は二種類。「宇治・小山園」と「うれしの釜炒り抹茶」。
選んでいただきましたが、釜炒り抹茶の珍しさが人気。
「・・・ワイルドなお抹茶ねー」との評。
確かに香ばしくてさっぱり。美味しいお茶でした。
いつも温泉茶を楽しみにいらしてくださる、知った顔の方々。
ありがとうございます。
前よりもっとうまい、と楽しんでいただこうと心をこめて淹れました。
そして、たまたま84さんにお買い物に来られて、異形の「菓子王」にエスコートされ、なにがなんだか分からないままご参加いただいたみなさま、ようこそ、ありがとうございました。
不審な表情が、お菓子を選び、椅子に座って、茶を飲めば
「はぁ〜 おいしい」 とみるみるほどけていかれます。
お茶受けに「ほんとうの菓子博、もう行かれました?」などと話します。
菓子王による、「おもて菓子博攻略法」のお話にみなさん興味津々。
「ぜんぜん興味なかったけど、なんか行ってみたくなったなぁ、菓子博!」
本望でございます。
空になった茶杯に「まあまあ、おっとっと」とすかさず様々な茶を注げば、話もいい感じで羽根をひろげてのびのび広がっていくのです。
はじめて温泉茶を体験されるかたに、空の茶海の香りをかいでいただいたら
「・・・はうっ!!!」
あまりの香りにのけぞった。いいリアクション。しめしめ。
もうあなたはこの茶が忘れられない・・・ひっひっひ。
楽しい時は早く過ぎるものです。
お菓子も、ほぼ、売り切れました。
ありがとう、「うら菓子博」。
さようなら、「うら菓子博」。
表の方は5/12までやっています。
そして来年、グレードアップした
「温泉茶♨×84 勝手に菓子博」でお目にかかりましょう!
2013年2月 9日 (土)
【入湯♨御礼】話す温泉「占い茶」
先日、春の「話す温泉♨いい茶だな」を湧かして参りました。
この「話す温泉」茶、めぐる季節のたんびごと、くらいのいい湯加減で、「GENERAL STORE 84」さんにてやっております。
知ってる人も知らない人も集う気持ちのいい場所=温泉場。
茶碗から立ちのぼる湯気をぼーっと眺めて、
いろんな話しがこんこんと湧いて、源泉かけ流し。
身も心もいつのまにかぽっかぽか。
そんなお茶を淹れて大盤振る舞いしたい、ということで
今回の様子をちょっとお伝えいたします。
「今年の行方を占う、縁起のいいお茶会です、ぜひ」
まずは大風呂敷から。ひろげてお待ちします。
暦の上でも春直前、めでた尽くしです。
ちょっと神社風味。
梅がなかったのでボケの花。亭主がボケなのでちょうど良い。
ちゃんと鳴ります。
柏手パンパン、「いい茶がはいりますように〜」
お茶の神様がきっとこのあたりをウロウロしてらっしゃったはず。
12時、お客さまがお揃いです。さ〜沸かしますよ。
湯気〜〜〜〜!
うっしっし。にやにやが止まらないぜ。
北村様、お写真ありがとうございます。
さて最初のお茶は、「凌雲銀針」。
中国・広西チワン族自治区の1000mくらいの茶畑のお茶だそうです。緑茶です。
なんとこのお茶、
「じゃじゃ〜〜ん!全部茶柱〜〜〜!めでたい!」
ぷっくぷくの新芽をそれぞれのお茶碗にひとつずつ落として、茶柱茶を楽しんでいただきました。
「はいこれで皆さま今年のラッキー間違いなし!」
一煎目は水色も薄く、「・・・白湯?」という感じですが、二煎目三煎目と、口の中に花のような香りが広がっていくのです。
「はぁぁぁぁあ・・・おいしい・・・」
そう言っていただけて至極幸せ。
続きましてお菓子を差し上げます。
茶袋に手をつっこんでひとつ引いていただきます。
ひらくと、♨おみくじ。
「やった、大吉!」
「なにこれ・・・賞吉?」
「うわぁ!きょう だ・・・」
「えっ!凶!?」
「ううん、・・・今日」
おめでとうございます!
♨みくじでは、大吉を上回るラッキー、それが「今日」。
二度とない今を楽しんでくださいませよ。
たがいのおみくじを見せあいこ、
「あれ、このラッキーアイテム値段が書いてある・・・」
なんと奇遇な。こちら84さんでお取り扱いの品々ではないですか!
はいこちら。
新手のマルチ商法ではございません(笑)シャレですシャレ。
面白がって6Bの鉛筆やらひじきやら、お買い求めいただいた皆様毎度ありがとうございました。
さて続きましてのお茶はこちらでございます。
五つの茶缶に五種類のお茶が入っております。
お客さまに選んでいただく、「おみくじ茶」。
しかも、からくじなし。どれもぴかぴかに旨い茶ですよ。
ではみなさんで〜、あ、最初はグー!じゃんけんほいっ!!
ということで勝ち残った方に決めていただきます。
なにが出るかな、なにが出るかな、
しかしこれが大誤算。
毎席毎席、
「じゃあ・・・・これ!」
「あー、わたしもそれがいいと思ったの!」
そう言って選ばれるのは
《いちばん小さい茶缶》なのであります。
おそるべし「舌切り雀」
これほどまでに「大きなつづらを選ぶな」とDNAに刷り込まれていようとは。
いやですから大きい奴にも旨い茶が入ってるんですってば。
七席中五席、一番小さい茶缶の「安渓鉄観音」をお淹れしました。
まあ旨いからいいか。
続きましてのお菓子はこちら。
京都 ぎぼし謹製「吹きよせ」でございます。
缶のデザインが素敵〜。
ぽりぽり、パリパリ、止まらない旨さ。
一席約45分。
はじまりと同時に「お米のろうそく」に火を灯し、ゆらゆらゆれながら茶が沸いて参ります。
ちょっと澄まして座られた方が、どんどんほどけて上気していかれるのを、毎度嬉しく眺めます。
話はころころ湧いてころがり、おもしろいことをいろいろ聞かせていただきました。
尋ねられたことに口をついて出てくる言葉、自分も思いがけないような対話を楽しませていただきました。
時間はほんとにあっという間に過ぎていき、
気がつけばろうそくの灯も息絶え絶えに
「これで名残とさせていただきますね」
最後のお茶を茶碗に注ぎ分け、
そーっとお仕舞いにいたします。
さよなら、グッバイ、また会う日まで。
全七席、最後のお客さまを見送り、終了。
ほんとにいい茶が湧いた一日でした。
息子を迎えに行った実家で、姪っ子に会った。
「あれ?おねえちゃん、お花のかおりがするよ。」
一日中、お茶をいただいていたせいでしょうか。
あと数杯できっと仙人。
ご来湯いただいた皆様、ありがとうございました。
また次回の温泉茶でお目にかかりましょう。
楽しみにしております。
2013年1月20日 (日)
話す温泉 ♨ 新春占い茶!
またまたやりますよ! 温泉茶!
「話す温泉」ってなに?
知ってる人も知らない人も集う気持ちのいい場所って
温泉場なんじゃないかと。
茶碗から立ちのぼる湯気をぼーっと眺めて
ひとくち飲めば、
ふは〜〜〜・・・
いろんな話しがこんこんと湧いて源泉かけ流し。
身も心もいつのまにかぽっかぽか。
自分の思ったことを話すこと、
誰かがふと話したことを聞くこと、
とっても豊かなものが湧いてあふれるんじゃないかと思います。
さて今回は、今年の行方を占う《新春占い茶》!!
とっても縁起のいいお茶会となっております。
失せ物も、座って飲めばきっと見つかる!大吉カモン!!
ぜひお気軽にいらしてくださいねー。
◎ 日時:平成二十五年二月二日(土)
◎ 場所:GENERAL STORE 84
◎ 時間:①12:00〜 ②13:00〜 ③14:00〜 ④15:00〜
⑤16:00〜 ⑥17:00〜 ⑦18:00〜(各席約四十五分)
◎ お茶:中国のお茶二種、ちいさなお菓子(おみくじ付き)
◎ 席料:八百四十円(税込)
◎ 申込:とくになし。始まる時間にお越しください
一席五名様。先着順ご了承くださいませ
いい湯沸かしてお待ちしております。
2012年9月27日 (木)
【話す温泉♨秋の実り茶】やります!
話す温泉♨いい茶だな、またやりますよ。
秋ですねぇ。
風が冷たくなってくると、温かいお茶が恋しくなりますね。
今回は「秋の実り茶」。
まだ名残を感じる夏の陽は、果物を甘く醸します。
そんな恵みに感謝しつつ、
秋を歓ぶお茶を一緒にたのしみましょう!
場所はいつもお世話になっております、
84はちよん さんにて。
いつもの通り、ご予約不要。ぶらっと一杯いかがですか。
中国と、日本のお茶をお淹れしようかと思っています。
お菓子は秋の果物にちなみまして・・・
よく客喰う、アレですよ。
入湯料は840円です。
2012.10.13(土)13:00〜19:04
84さん お店の奥の丸テーブルにて。
お待ちしておりますねー。
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2012年7月10日 (火)
2012.7.7 七夕温泉茶
さる7月7日(土)、「話す温泉 ♨ 七夕茶」を開催いたしました。
話す温泉って何なのか?
それは、旨い茶を淹れて場をあたためる不定期開催放浪イベント。
風呂桶に入湯料をちゃりんと投げ銭したら、茶碗を囲んで「入湯ーク」。
湯を注げば湯気がたつ。
茶を口にすれば「はぁ〜」と漏れる。温泉につかる時と同じじゃないか。
知らない人とも茶を囲めば、そのうち心も丸ハダカ。
くだらない茶飲み話はかけ流し。
でもそういう無駄話のなかにこそ、宝が転がる。と願って茶を淹れるイベントです。
今回の七夕茶の様子をご紹介。
今回、お茶は二種類。碧螺春(中国緑茶)と、“シェフの気まぐれ茶”。
まずは碧螺春をガラスの急須で淹れます。
こういうお茶会では、もっと香り高いネコパンチみたいなお茶を淹れて、
「は〜いいかおり!」と言わせたいところですが、
なんというか、この春のうぶい可愛らしい新芽を見ていただきたかった。
淡ーく、耳を澄ますようにお茶が飲めたらと思った。
小さい芽が湯の中でほどけて、さっきまで畑で生えてたようなグリーンになったころ、
「花あそび」をいたしました。
その昔、宮中では七夕の節句に、織姫様に花を捧げる花合わせ(花札じゃないよ)をされたとか。
いろんな花入れに草花を入れ、並べて飾って鑑賞したとか。
茶の湯の稽古にも「花寄せ」というのがございましてね、
並べられた花入れのどれに入れるのかを見定めて、手元の花台から花を選び、長さなどを整え持って行き、えいっと活けるのであります。
まあそんなこんなをアレンジしたのが「七夕花遊び」。
白い布は天の川。
そこにはなんにも入ってないツェツェ・アソシエの「Vase d'Avril (四月の花器)」。84さんがご用意されました。
ここに、お客一人ずつ花を生けていただきます。ご連客一巡で完成。
お花は観音のドゥジエムさんで購入。
なんというか、どの花選んでもドゥジエムさんの花だなという感じ。
どう入れても美しい。
とはいえ、見知らぬ同席の方々と恊働ですからね、連帯責任というか。
「え〜〜〜〜 むずかしい・・・」
とまどう背中。木材ならお手の物のさしもの家具職人氏。
「イエ〜イかんせい〜〜いいんじゃなーい」
北の最果てに転勤が決まったS嬢のキメポーズ。
毎席、花材は一緒なのに不思議と雰囲気が変わります。
たまたま84さんにお買い物にいらっしゃった親子連れ。
小学2年生くんが「お茶飲みたい〜」と参加してくれました。
「パパしっかり〜!」
「う〜ん、なんだかさみしいなぁ」
「これでどう!?」
ぶさっと紫の花をど真ん中に挿して完成〜。
完成した花を眺めながら、2種類目のお茶を淹れます。
「台湾のお茶」(ぜんぶFormosaTea Connectionのもの。旨いさそりゃ)
発酵度や標高の違いなんかで、いろいろ気ままに淹れました。
お菓子は、瀬戸田・耕三寺門前 梅月堂のギモーヴ(マシュマロ)。レモンとデコポンと苺味。
酸っぱすぎてお茶にどうかなと思ったが、「さわやか〜〜〜」とご好評でよかった。
もう1つは「花琥珀」。もみじまんじゅうの藤い屋のお菓子です。
お茶は中国や台湾に買いに行ってるわけでない。
ましてや、育てて作っているわけでもない。
お菓子もつくれない。
用意して、湯を注いで、お出しするだけ。
わたしのできることはたかだかそれだけ。
だから、美味しいのは私の手柄じゃなくて、霧立つ高山で愛しんで茶の樹を育て、寝ずに茶を作っている方や、現地の茶畑を旅して確かなお茶を仕入れて来られるお茶屋さんや、お菓子屋さんや、そういう人々あっての茶ということを伝えなくてはと思う。
美味しかったらそれが買える、そういう風通しのよさも必要と思う。
「目に見えない背景」を、十分ではないかもしれないけど伝えて、
「は〜 おいしい」とため息をついていただいて、
そこからは自由に話がドライブしていく愉しさを。
知ってる方や知らない方、全6席フル回転でした。
お席に入っていただけなかった方もいらっしゃいました。申し訳ないことです。
いろんな方との出会いや会話で、たくさんのことを感じました。
それはまたの機会に。
ご入湯ありがとうございました!
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2012年7月 6日 (金)
2012.1.28「 ♨ 書き初め茶」
明日はいよいよ七夕茶。
その前に、前回やった「書き初め茶」の様子をちっとも紹介してなかったのであわててアップいたします。
2012.1.28(土)「話す温泉♨書き初め茶」 84さんにて
新しい年のはじめはやっぱり書き初めでしょう、ということで「書き初め茶」。
84さんが書の道具とお菓子をそろえてくださいました。
まずは84店主自ら書き初めます。
はい、新春きました。
やがてお客さまがいらっしゃいました。
最初の書き手、N氏は孫の可愛さを離乳食で表現(祖父愛)。
お茶は2種類、
「白玉兎」、福建大毫茶(白茶)精針単芽にジャスミンの花の香りを移した茉莉花茶。
お茶に、夕方咲いたジャスミンの花を摘んであわせ、乾燥させ、花殻をとりのぞき、というのを6回繰り返して茶の芯まで香りを含ませる。なんて手間ひま。
茶を淹れる最中から「あら〜〜〜」としあわせな歓声があがる。
茶杯を手にすると「まあああ〜〜〜」
くらっくらの花の香り。
白い和紙をひいた丸テーブルは、気の利いたしつらいもないし道具も地味ですが、この華やかな香りがたてばもう十分なのです。
外は真冬だけど、花咲く季節を思いながらの書き初め茶。
もう1つは「安渓黄金桂」。こちらは金木犀のような甘い香り。見えない花のかおりシリーズ。
お菓子はこちら。
黒々と海苔の美しく。東京・九段「さかぐち」のあられです。みっしり。
ミニチュアのような墨と硯は摺るのもたいへん。
手の大きなクラフトマンS氏もむつかしそう。
いきなり紙と筆をわたされて「はい、なんでも書いて」といわれ、とまどうお客方。
「え〜〜〜〜、お習字にがてなんですけど、、、」
といいながらも、真っ白な紙に黒々と書くのはたのしくて、
のびのびと、思いもよらない言葉がつぎつぎ現れました。
どうしてその人からこの言葉がでてきたのだろう。
そう思うと、ふしぎでおもしろい。
あんまり考えず、その言葉と響きそうな言葉のそばに、書いた端からどんどん壁に貼っていきました。
「かぞくがふえます・・・えっ、そーなの、おめでとう!!」
こんなうれしい告白もあったなぁ。
Kさん写真ありがとうございます。
知ってる方、知らない方、いつもいらっしゃる方、たまたまの方、居合わせた方々とテーブルを囲んでお茶を飲んで、「は〜」とか言いながら楽しく笑って帰られました。
言葉の花が咲いた壁。
人の手が書いた文字はあたたかいね。
楽しい温泉でした。いい茶が湧きました。会話がかけ流しでした。
明日は「話す温泉 ♨ 七夕茶」。夏のお茶会ですよ。
ぜひお気軽にお越しくださいね。
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2012年6月18日 (月)
やります!「話す温泉 ♨ 七夕茶」@84
またまたやります、「話す温泉♨いい茶だな」
こんどは
「話す温泉 ♨ 七夕茶」。
ズバリ七夕の日、7月7日(土)
14:00〜20:04
84(はちよん)さんにて開催いたします。
入湯料は、中国、台湾のお茶 ちいさなお菓子付き 770円。
七夕ですからね、
天の川の織姫にささげる、「花遊び」をいたしますよ。
「花遊び」?なにそれ?
それはいらしてからのお楽しみ。
むずかしく考えないで、感じるままにやってみてください。
どうぞ、お気軽に。
だいたい5名か6名様で一席。お時間は30分くらいでしょうか。
席がいっぱいになったら、ちょっとお待ちいただくことになるかもしれません。
お茶は、この春に摘まれたお茶がぼちぼち手元に届いていますから、その中から淹れたいと思います。二種類くらいかな。
大陸の緑茶がいい感じかもな。
席によって、お茶の種類が変わるかもしれません。
天然自然の温泉茶ですから、きまりごとも決まってるようできまぐれなのです。ぼこぼこ。
それでは、七夕の日に、84天の川でお目にかかるの楽しみにしております!
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