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2009年6月16日 (火)

祝!「満旨イイ」

6/15(月)放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」にて「茶の環」 の抹茶バターケーキ「しっとり仕立ての抹茶満月」が紹介されました。

そして、見事出演者全員からの満「旨イイ」が!
駿河園 大淵社長もガッツポーズ!よかった!

しかしテレビで紹介されるとものすごいことになるんですね。

“年内出荷できるだけの数量がすべて売り切れてしまうというほどの事態”
“注文できない方からの問い合わせメールも数千件”
だそうですよ。おそろしい・・・
抹茶満月以外の抹茶スイーツも軒並みすべて完売。

なんでかここのブログも史上最高のアクセス数を叩き出しました。
どうやらYahooの「急上昇ワードランキング」から流れてきた方々のようです。
それにしても「急上昇ワードランキング」の1位は「駿河園」なんですが、同名の会社が東京にもあるらしく、そこがヒットしちゃうんですよね・・・こちらにもものすごいアクセスがあるようで、“ご案内 6月15日放送の日本テレビ系列『人生が変わる1分間の深イイ話』で紹介された「駿河園」は当社ではありません。”って書かれています。おつかれさまです・・・

※ちなみに「抹茶バターケーキ」の広島の駿河園さんはコチラ

テレビで有名人がウマイ!って言ったらどれどれーと食べてみたくなるのが人情です。
本気で作った本物の抹茶スイーツが、こうして多くの方に知られ、味わわれるのはよろこびです。

しかし、ものすごい最大瞬間風速は、さーーーーっと引いていってしまうのではないか。

メディアで話題になってあちこちに行列ができてものすごい買われていくいろんなもののように、大量生産して売り抜けるようなことがこの「茶の環」にはできません。

どの抹茶スイーツも、人の手が加減を見て丁寧に作っているからです。もちろん、だから旨いのです。

今回注文できなかったみなさま、どうか、注文が再開するまで気長にお待ちください。
そしていつかお手元に届いた時、こんな受注の嵐にもめげず、矜持を持って作り続けている「茶の環」の本気の抹茶スイーツを味わってみてください。

デビュー当時のまだ誰も知らないころから、こうして脚光があたった今も、「茶の環」は同じ思いで作り続けています。

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2007年11月22日 (木)

情報クリエイティブ

日経ビジネスオンラインで興味深い記事を読んだ。

「食物繊維ブーム」はこうやって作りました
〜調査分析から出てきた事実で啓蒙するのが情報クリエイティブ〜

実例の経緯を追って説明されていてとても分かりやすい。
なるほどと思う。
実際自分がスーパーで何気なく買う時にも、
“事実に基づいた”“調査の結果明らかになった”裏付けに説得されて購入することが多いと思う。
同じような商品がふたつあったら、手にとって裏書き読み比べるもんね。
その際、デザインがかっこいい方が負ける場合も時としてあるもんね。

その「説得」をどうやって作るか。
今ご縁があって「専門家ヒアリング」の宝庫・大学に関わっている。
いろんな研究をされている先生の話しを伺うと、目からうろこがぼろぼろ落ちる。
なんでこんないいものが世の中に伝わらないのかとさえ思うことも。
食物繊維のメーカーが、腸健康の第一人者である研究者と手を結んで食物繊維ブームを作ったように、なにかとなにかを結べば、ものすごいことやものになるような気配がある。
わくわくするんだけど。



一方で。
気になったのは
「消費者は広告を演出されたフェイクの世界だと知っている」
という言葉。


今、立ち位置を模索している中で、
もう一度ちゃんと広告のことをしてみようキャンペーンが巻き起こっている。自分の中で。
たとえば、いちいち言葉の精度を思う。
だからコピーを書くということを勉強し直そうと思っている。
先人の、偉大なるコピーライターたちの著書を粛々と読むに、
広告をフェイクだと思って作っていない。ように思う。
どんな商品も、どんなサービスも、
それは人がそれを体験することで、今までよりも便利になったり幸せになったりするものだと信じている。だから、それを人に伝えるために、最も人の心に届く言葉を探す。
それはひたすらに言葉を受け取る人を思い、
心の深海に何度も何度も息を止めて潜り潜り
白い真珠のような言葉を拾って浮上してくる所為だ。

広告なんて嘘ばっかり、
広告なんて企業の偽善の片棒をかつぐようなもの、
そんな思いが確かに私の中にあった。

でも、違うかも、と最近思える。

広告でものが売れるか?という究極の問いの前にたじろぐけれど、
広告で確かに人の心をぶるっとさせることができると思う。
そういう言葉で、いいコミュニケーションを作ることができたら、幸せだ。

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